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中国の青島で会談でパク外交部長官、「チップ4」について「国益に基づき判断」

韓中国交正常化30周年(24日)を控え、就任後初の訪中の途に就いたパク・チン外交部長官が9日、中国の王毅外交担当国務委員兼外交部長と2者会談を行った。

パク長官はこの日午後、山東省青島で開かれた会談で、「国交正常化30周年を迎え、韓中両国が相互尊重に基づき共通の利益を追求する協力的な関係を作っていかなければならない」と述べた。王毅外相も「(韓中関係の)今後30年を前にして、両者は独立・自主を堅持し、外部の障害と影響を受けず、相互の重大な関心事項に配慮しなければならない」と述べた。

続いて行われた少人数での会談で、両外相は、北朝鮮核問題を中心とする朝鮮半島情勢や在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備問題などの外交安全保障事案、いわゆる「チップ4」と呼ばれる韓国・米国・日本・台湾の半導体サプライチェーン協議体をはじめとする米国主導のミニラテラル(小多国間)協議体に関する内容などを集中して論議したものとみられる。

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中国側が警戒する「チップ4」についてパク長官は「予備会談に参加することにした」と王毅外相に伝え、「韓国の国益から判断したものであり、いかなる特定の国家を排除したり狙ったものではない」と強調したことが分かった。パク長官はまた「今後も韓国政府は、類似の問題などについて国益に基づき判断を決める」と述べた。これについて王毅外相は、この日の会談の冒頭発言で「安定的かつ円滑なサプライチェーンと産業ネットワークを守らなければならず、平等と尊重を堅持し、相互の内政に干渉してはならない」と述べた。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/44255.html

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外相は今月24日に中韓国交正常化30年を迎えるのに合わせ、協力関係を発展させる方針を確認しつつも、王氏は、韓国の尹錫悦政権が米国主導の対中包囲網に取り込まれないようクギを刺した。尹政権の5月の発足後、尹政権高官の訪中は初めてとなる。王氏は会談冒頭、「未来の30年に向け、中韓は独立自主を堅持し、外部からの妨げや影響を受けてはならない」と強調。安定的で円滑な供給網(サプライチェーン)を守るべきで、「互いの内政に干渉してはならない」とも述べている。

中国は、ペロシ米下院議長が今月初めに台湾を訪問したことに激しく反発。台湾周辺で大規模な軍事演習を続けるなどし、米中対立が激化している。王氏は「内政干渉するな」と、韓国が台湾問題で日米と協調しないようにも牽制した。王氏は一方で「善隣友好を堅持し、互いの重大関心事に配慮すべきだ」とも述べた。中国が配備に反発する米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」に関し、追加配備をしないといった文在寅前政権の路線の継承を尹政権に迫ったと読み取れる。


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[ 2022年08月10日 07:54 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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