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韓国経済、深まる「S」暗雲

今年上半期、サムスン電子のスマートフォンに入るモバイル用アプリケーションプロセッサ(AP)の価格が前年平均比で58%上昇した。LGエレクトロニクスの場合、冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどに必要な鉄鋼・銅の価格がそれぞれ22%、40.2%上昇した。運送費も前年同期比でサムスン電子は39.6%、LGエレクトロニクスは46.6%上昇した。

さらに景気沈滞の懸念から製品の需要が鈍化し、稼働率も大きく落ちた。サムスン電子は需要鈍化による在庫管理のためにテレビなど映像機器の生産ライン稼働率を1-3月期の84.3%から4-6月期には63.7%に、携帯電話の生産ラインも81%から70.2%に減らした。LGエレクトロニクスも冷蔵庫(127%→119%)、洗濯機(99%→81%)、エアコン(129%→108%)など主要生活家電製品の4-6月期の稼働率を前期比で低めた。

企業は最近、生産コストと物流費は大幅に上昇する一方、製品は売れないという状況に苦しんでいる。業界によると、今年上半期のサムスン電子の製品在庫資産は17兆5741億ウォン(約1兆8000億円)と、前年同期(8兆3491億ウォン)の倍以上となった。LGエレクトロニクスとSKハイニックスの在庫資産も前年同期比でそれぞれ1兆ウォンほど増えた。景気は沈滞するが物価は上昇するスタグフレーション(S)の影が色濃くなっている。

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大幅に上昇する物価を抑えるために韓国銀行(韓銀)金融通貨委員会(金通委)は25日、政策金利を年2.25%から2.5%に引き上げた。初めて政策金利を4回連続(4、5、7、8月)で引き上げた。また来年の成長率予測値を2.4%から2.1%へと0.3%引き下げた。しかし物価上昇の流れを変えるのは容易でないと韓銀はみている。韓銀の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁は「当分は物価(上昇率)が5%台を維持するなど高い上昇率が続くだろう」と明らかにした。
https://japanese.joins.com/JArticle/294810?servcode=300§code=300

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企業の立場では新型コロナ特需が終わり、世界的な景気減速、サプライチェーン問題、高金利など「暗雲」が漂う状況だ。専門家は在庫が累積して稼働率が低下しただけに、労働市場を揺るがす雇用寒波がくるかもしれないとした。ロッテケミカルの場合、在庫資産評価損失が4000億ウォンに達すると、早くから減産に入った。

しかし工場稼働率を低めても経済回復の兆候がないとし、今年の新規採用計画を全面修正するに至った。今年採用する予定だった人員をすべて来年に延ばした。来年も工場稼働率が回復しなければ新規採用はさらに遅れる可能性があると中央日報は報じている。 延世大の経済学部教授は、為替レートが不安定になったことで投資をためらい、企業は資金調達が難しく財務リスクが高まる。他国の通貨も値下がりしていて価格競争力も期待しにくく、輸出にもマイナスになるとした。

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[ 2022年08月26日 08:36 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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