李在鎔・三星副会長、MZ世代の職員から戦略製品の報告受ける
復権後、現場経営の歩幅を広げている三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が、三星電子のMZ世代(ミレニアル+Z世代)の職員らと会った。15日の光復節(クァンボクチョル=日本の植民地支配からの独立記念日)の特別赦免で復権後、約10日間半導体の研究開発(R&D)施設や社内食堂、社内保育園を訪問した李副会長は、今後もこれまで制約の多かった現場訪問や海外出張の動きを拡大するものと予想される。
26日、三星電子によると、李副会長は三星電子の水原(スウォン)事業所で映像ディスプレイ(VD)事業部に勤務しているMZ世代の社員から、次期戦略製品やサービスについての報告を直接受けた。李副会長が経営陣ではない若い職員に報告を受けるのは、今回が初めてだ。とある職員が李副会長に、「部署員にビデオレターを残してほしい」と頼むと、李副会長は快く職員のスマートフォンでビデオレターを残したりもした。
李副会長は、デバイス経験(DX)部署のMZ世代の職員たちとも懇談会を開いた。MZ世代の関心事と悩み、彼らが感じる三星のイメージ、革新的な組織文化の拡散方法などをめぐり、意見交換が行われた。李副会長は、職員たちと夏休みの話を交わし、「今年は、一生初めて母親と二人きりで5泊6日間の休暇を過ごした」と話しもした。
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李副会長は復権直後、初の公式日程として京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)の三星電子器興(キフン)キャンパスの次世代半導体R&D団地の起工式を選んだ。続いて、ソウル江東区(カンドング)の三星エンジニアリンググローバルエンジニアリングセンター(GEC)を訪問し、経営陣と海外建設の受注戦略について議論し、職員たちに会った。三星の関係者は、「半導体だけでなく、非電子の系列会社まで訪れたのは、これまで訪れることのできなかった現場をあまねく目を通すためだ」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220827/3598888/1
光復節の特別赦免で復権した李副会長は16~17日の2日間、サムスン電子の瑞草社屋に出勤したという。18日には第一毛織とサムスン物産不当合併関連裁判に出席している。器興キャンパスに建設されるR&D団地は、NAND型フラッシュとファウンドリー(半導体受託生産)、システム半導体関連の新技術を開発する中核拠点の役割を果たすものと予想される。
サムスン電子が、韓国内に新しいR&Dセンターを建てるのは、2014年に京畿道華城事業場デバイスソリューションリサーチ(DSR)を設立して以来、8年ぶりのことだ。李副会長がR&D団地起工式に参加するのは、半導体技術開発を促すことにある。システム半導体関連の新技術を開発する中核拠点の役割を果たすとしているが、現実は難しいとみる。
26日、三星電子によると、李副会長は三星電子の水原(スウォン)事業所で映像ディスプレイ(VD)事業部に勤務しているMZ世代の社員から、次期戦略製品やサービスについての報告を直接受けた。李副会長が経営陣ではない若い職員に報告を受けるのは、今回が初めてだ。とある職員が李副会長に、「部署員にビデオレターを残してほしい」と頼むと、李副会長は快く職員のスマートフォンでビデオレターを残したりもした。
李副会長は、デバイス経験(DX)部署のMZ世代の職員たちとも懇談会を開いた。MZ世代の関心事と悩み、彼らが感じる三星のイメージ、革新的な組織文化の拡散方法などをめぐり、意見交換が行われた。李副会長は、職員たちと夏休みの話を交わし、「今年は、一生初めて母親と二人きりで5泊6日間の休暇を過ごした」と話しもした。
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