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韓米日など13カ国、小型モジュール原発インフラで協力を宣言

韓国、米国、英国、日本、ウクライナなど13カ国は25日(現地時間)、次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」など民間原子炉の安全な活用に向けた協力を宣言する共同ステートメントを発表した。SMRはこれまでの大型原発を構成する原子炉や蒸気発生器、冷却ポンプなどを一つの容器で一体化したもので、大きさは従来型原発の100分の1ほどになる。安全性と効率性を最大限にした「次世代型原発」と評価されている。

米国務省はこの日プレスリリースで「13カ国はニューヨークの国連本部で開催された核拡散禁止条約(NPT)評価会議を受け、このような内容を含む共同ステートメントを採択した」「『SMR技術の責任ある使用に向けた基礎インフラ(FIRST)プログラム』を発足させる」と明らかにした。

この共同ステートメントで各国は「原子力発電の安全かつ安心な成長を歓迎し、原子力はクリーンエネルギーを供給するだけでなく、地域の雇用拡大、エネルギー安全保障、大気汚染および二酸化炭素削減目標、そしてグローバルなクリーン技術の革新を支援するもの」との認識を示した。

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さらに「核関連技術を進展させ、エネルギー安全保障と気候変動に対する目標を達成し、原子力安全、核セキュリティ及び不拡散に関する最高の国際基準と指針に沿って行動する」との考えも明確にした。ステートメントでは最後に「原子力の平和的利用の重要性を改めて表明する」とした上で「我々は、NPTに従って、NPTにより促進される原子力、科学及び技術の平和的応用へのアクセスを引き続き支援する」との構想も明確にした。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/08/27/2022082780101.html

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小型モジュール炉は、従来の原子炉よりも小型の核分裂炉。一般的な原子力発電所の電気出力が1基100万キロワット程度であるのに対し、SMRは30万キロワット以下[1]、または熱出力が1000MWth未満の炉を指す。送電インフラがない地域で発電できるほか、大きな電力を得たい場合は複数のSMRを連結することを想定している。

SMRは工場で製造され、設置場所に輸送されるように設計されている。日本の三菱重工業が開発中のマイクロ炉は3メートル程度で、トラックに積載してコンテナ輸送できる[1]。現場での建設を減らし、放射性物質や放射線の封じ込め効率を高め、安全性を高めると主張されている。


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[ 2022年08月28日 07:54 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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