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韓国軍THAAD基地、深夜に装備搬入、正常化に向け本格始動

慶尚北道星州郡の在韓米軍THAAD(高高度ミサイル防衛システム)基地正常化に向け、韓国軍当局が4日から本格的に動き出した。 韓国軍が明らかにしたところによると、この日午前1時30分から星州基地にTHAAD基地の工事などに必要な重機やタンクローリーなど10台以上の車両が入った。周辺住民による妨害や衝突を避けるため深夜に作業が行われたとみられる。

韓国軍と米軍将兵らがTHAAD基地内で使用する生活施設のリフォーム工事を行うため、在韓米軍と韓国軍が休日に重機などを搬入するのは今回が初めて。韓国軍当局はこれまで週2-3回のペースで工事に必要な資材や人員、生活用品などをトラックで運んできたが、今年6月以降は搬入のペースを週5回に増やしている。韓国国防部(省に相当)は「THAAD基地正常化」に向けた強い意志を表明すると同時に、今後の運搬作業などは週7回へと回数を増やす方針を公表していた。

周辺の反対派住民は未明にトラックなどが基地内に入ると、集まって抗議した。星州郡草田面韶成里にある総合状況室は「警察と国防部は『週末には作戦を行わない』と安心させるようなことを言っていたが、夜中の隙をついて奇襲的にトラックが入った」と指摘した。

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THAAD基地正常化が進んでいることを受け、これまで数年にわたり抗議行動を続けてきた団体も小康状態だった活動を再開させている。今月3日にはTHAADに反対する6つの団体が基地の入口にある橋の上でTHAAD基地正常化に反対する集会を開いた。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/09/05/2022090580237.html

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韓国外交部の崔泳杉報道官は8月25日の定例会見で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備されている南部・慶尚北道星州郡の基地を「正常化」する問題について、「THAADは北の核・ミサイル脅威などに備えるため韓国の安全保障・主権の立場から推進してきた事業」とし、どの国に対しても妥協することはできないとした。

一方、THHADの韓国配備に反対する中国政府は、韓国政府がTHAADの「3不1限」を明言している。3不1限とは、韓国の文在寅前政権が掲げた3不(THAADの追加配備をしない、米ミサイル防衛システムに参加しない、韓米日の安保協力は軍事同盟に発展しない)に加え、配備済みTHAADの運用を制限することを意味する。


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[ 2022年09月05日 08:28 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(1)
攻撃兵器は、北の核ミサイルと韓国の玄武ミサイル1000発でバランスしているが、
北にはないミサイル防衛システムが韓国に配備される、これは困る。
そうはいっても、韓国が保有する玄武3は射程距離1,000 Kmであり、北京まで届く。

中国が不満なのは、THAADのXバンドレーダーの探知距離が2000km以上あって、
中国本土がカバーされるということ、とはいっても、日本に配備されるTHAADでも
同じことができる。

グチャグチャな論争が続く。
[ 2022/09/05 15:02 ] [ 編集 ]
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