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韓国が「中国なしでは生きていけない国」になったワケ

韓国は経済安保の話が出ると、とりあえず半導体とバッテリーの話をしますが、調べてみると、サムスンなども含めて韓国半導体企業は、中国の工場である程度作ってから韓国に送って(これも韓国からすると「輸入」にカウントされます)、そこに相応の工程を加えて完成させるシステムになっています。

半導体生産においても、サムスン電子、SKハイニックスなど韓国企業は、ほとんどを中国の工場でウェハ加工段階まで生産し、それから韓国に輸入してその後の工程(ウェハ切断、包装)を行っています。これは、材料輸入だけでなく完成品輸出の面においても中国市場への依存度が高いという意味です。 バッテリー分野では、なんと99.3%。これは、そもそも中国で完成させる工程になっており、完成品を韓国が輸入してくるからです。もし何かの理由で、中国がこれらの輸送を遮断すると、韓国の半導体・バッテリー生産プロセスは致命的なダメージを受けるわけです。

韓国の半導体輸入額(2020年)570億3000万ドルのうち、中国が177億9139万ドル(31.2%)、台湾(20.4%)、日本(13.6%)の順でした。半導体輸出額も、954億6000万ドルのうち、中国が412億ドルで43.2%、続いて香港(18.3%)、ベトナム(9.6%)の順。

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他の分野も含め、韓国が中国に完全に依存しているもの、韓国側の報告書やメディアは「核心輸入品目」と言いますが、これはどれぐらいあるのでしょうか。どこからどこまでを核心とするか、データ集計方式をどうするのかで異なるとは思いますし、代替が効くのか、無形のもの(技術とか)をどうするか、などなどによって見方も変わるとは思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1add1cb89f8634dc49dac40fff7017c00f57c60a?page=2

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韓国は、脆弱なシステム半導体の世界シェアを、現在の3%から2030年に10%まで高める目標を掲げた。電力・車両用・AI(人工知能)の3大次世代システム半導体にR&Dを集中支援することにしている。だが、この分野だけに限られるものでない。現在、進行中の第4次産業革命は、半導体の性格を大きく変えている。汎用型のメモリー半導体から、個別ニーズに合わせた「カスタマイズ型非メモリー(システム)半導体」の需要が急増する。

韓国が、こういった多方面にわたるシステム半導体の開発を自力で可能と言うレベルではない。一国で手に負えるものでない。「チップ4」に加わって、技術的蓄積を進めることが不可欠だ。この選択が、第4次産業革命下での宿命と言える。 がしかし現状のスマホ製造も中国とベトナムとなる。そもそも韓国貿易は、日韓貿易の損失を韓中貿易で補ってきた経緯がある。 日本から主要部材を輸入し、中国で製造し、米国に輸出する構図。

これを変えるだけの技量は無い。ましてシステム半導体となると日本主体となる。これに打ち勝つだけの技量は無いのが現実。と考えれば製造企業であるサムスン電子が、優位に立てる保証はどこにも存在しない。


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[ 2022年09月13日 08:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
米日陣営が作る流れは、1番に中国依存を引き下げて、
2番に韓国依存を引き下げる。依存する品目には第3国に
代替供給源を用意する。
韓国の業者はこの動きに感づいているから、生産拠点の
脱韓国を進めている。

システム半導体は、まだ韓国にはないアイテムだから、
この議論では圏外にある。話題にしなくてもいい。
[ 2022/09/13 11:38 ] [ 編集 ]
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