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韓国の世界最低出生率の原因は「hagwons」にある

2022年9月15日、韓国・マネートゥデイによると、韓国の世界最低の出生率(昨年は0.81)の原因は「hagwons」にあると指摘する海外メディアの記事が掲載された。

米ブルームバーグは14日(現地時間)、「育児の負担が韓国の出生率を世界最低に引き下げた」と題する記事を掲載し、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は出生率を『国家的災難』とみて現金補助などの対策を講じているが、この程度の対策では問題を解決できない」と指摘した。

韓国の世界最低の出生率の原因として「過度なhagwons(ハグォン、塾)費」を挙げ、「韓国はどの先進国よりも親が子どもの未来にお金をつぎ込んでいる」「支出のほとんどが入試のための塾代で、韓国では1つの家庭が子どもに大学を卒業させるのに平均所得6年分の費用がかかる」などと説明した。

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その他「住宅価格の高騰」「女性の仕事と育児の両立の難しさ」「男性の家事参加率の低さ」「育児休暇を取得しづらい社会的雰囲気」なども出生率低下の原因になっていると指摘したという。
https://www.recordchina.co.jp/b901217-s39-c30-d0191.html

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韓国の出生率は、国連人口基金(UNFPA)の昨年6月に行った集計で、世界198カ国中で最低だった。またOECD加盟37カ国中、出生率が1未満の国は、韓国だけだ。ちなみに同じように少子化が大問題になっている日本の合計特殊出生率は2019年で1.36である。韓国の出生率がいかに際立って低いかが分かる。

政府傘下の低出産高齢社会委員会の徐炯洙副委員長は昨年7月、少子化の主な原因として、出産及び子育ての補償体系が作動していないということをあげた。つまり、女性は出産及び育児によって直接的な費用の他に、キャリアの断絶などさらなる費用が発生するのだが、現代の韓国では家族間の扶養機能が低下しているため、老後の扶養などかつてなら育児の苦労と引き換えになった「補償」が消えてしまったとした。

低出産高齢社会委員会は子供1人を成人させるのに必要な費用は3億ウォン(約2680万円)、時間では1万時間以上かかると試算している。この費用と時間を一方的に子供に提供した後、子の側からしてくれることが何もないとなると、結婚や出産・子育てを諦める成人が増える事になる。


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