韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国政治 >  国連でも空虚な自由論だけを叫んだ尹大統領の低レベル外交

国連でも空虚な自由論だけを叫んだ尹大統領の低レベル外交

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が今週初め、外国歴訪に出る前、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、文在寅(ムン・ジェイン)政権の対北朝鮮政策をまとめて非難した。南北首脳会談は「政治ショー」であり、文在寅前大統領が「特定の友人に捕らえられた学生のように見えた」と語った。外国の有力マスコミに前任大統領と韓国外交をむやみに扱き下ろしたわけだ。 「天に向かって唾を吐く」ような発言で歴訪前から失態を演じた。

首脳会談はどんなものでも和解・協力または軋轢までをもさらす政治的なショーだ。その当時の最善の折衷にすぎない。尹大統領のいう通りなら、南北首脳会談はやめようということに他ならない。文前大統領の「易地思之(相手の立場に立って考えること)外交」を「特定の友人に捕らわれた」としたのは幼稚ともいえる。問題の発言が事前に用意されたものなら、大変なことであり、尹大統領が普段から考えが思わず出たのなら、外交の初心者であることを自ら認めた格好だ。

エリザベス女王への弔問が実現できなかったのは、準備不足による外交の失敗だ。経緯はともかく、棺に拝礼もできないなら、ロンドンには行かない方がマシだったかもしれない。インタビューでの発言や弔問の失敗は、外交舞台では普段なかなか見られず、きちんと準備していれば防げたはずの出来事である点で、深刻だ。

スポンサードリンク


尹大統領が国連総会演説で、自由と価値連帯を再び力説したのは空虚極まりない。韓国的なものが最も世界的というのは、ここでも適用される。北朝鮮の非核化と朝鮮半島・北東アジアの平和に関する所信とビジョンを明確に示し、国際社会の協力を呼び掛けるべきだった。国連総会は普遍性に基づき、韓国の立場について語る場であって、抽象的な自由論を掲げるところではない。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/44609.html

2022-09-22-k002.jpg

尹大統領は、国際社会に対する韓国の貢献強化への意志も明らかにした。尹大統領は、大韓民国は国際社会の責任ある一員として世界市民の自由と国際社会の繁栄のために責任と役割を果たすとし、新型コロナ治療薬とワクチンの研究開発に拍車をかけると同時に、ACT-Aイニシアティブに3億ドル、世界銀行の金融仲介基金に3000万ドルを公約するなど世界保健体系の強化に向けた寄与をさらに拡大していると述べている。世界保健機関(WHO)が率いるACT-Aイニシアティブは、新型コロナの治療薬とワクチンの開発速度を高め、公平な配分を保障するための国際協力体系だ。

これまで尹大統領が言及してきた自由の意味について大統領室は、戦争や飢餓のような束縛から抜け出す意味の消極的自由ではなく、繁栄と豊かさ、経済成長の土台となる積極的意味の自由」と説明してきた。今回の演説でも尹大統領は「真の自由は束縛から脱することだけでなく、自我を人間らしく実現できる機会を持つことであり、真の平和は単に戦争のない状態ではなく、人類共同繁栄の足を引っ張る葛藤と反目を解消し、人類がより繁栄できる土台をつくることとし、真の自由と平和は疾病と飢餓からの自由、文盲からの自由、エネルギーと文化の欠乏からの自由を通じて実現できると強調した。


関連記事

[ 2022年09月22日 07:43 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp