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韓銀が来月中0.5%利上げを示唆、韓米金利差の拡大を懸念

韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、来月の金融通貨委員会で、「ビッグステップ」(基準金利の0.5%引き上げ)に踏み切る可能性を示唆した。米国の基準金利が3回連続の「ジャイアントステップ」(0.75%引き上げ)で韓国基準金利より高くなり、韓国銀行は資本流出を防ぐために、韓米基準金利の差を縮めることに乗り出さなければならないためだ。

李総裁は22日、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)の銀行会館で開かれた非常マクロ経済金融会議の直後に、「(既存の)0.25%引き上げの基調はまだ有効か」という記者団の質問に対し、「0.25%引き上げの前提条件が大きく変わった」と述べた。

李総裁は、「数ヶ月間差し上げたフォワード・ガイダンス(事前予告指針)には、前提条件があった」とし、「フォワード・ガイダンス以降の最も大きな変化は、米連邦準備制度(FRB)の最終金利に対する市場の期待が、今日明け方にジェローム・パウエルFRB議長が話したように、4.0%以上に大幅に高まった」と説明した。さらに、「韓銀は4.0%で安定しないかと期待したが、期待が大きく変わった」と話した。

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李総裁は今まで、「前提条件に大きな変化がない限り、年末までに0.25%ずつ金利引き上げの基調を継続する」と事前予告をしてきた。しかし、米国の今後の金利引き上げが急激に進むものと予想され、韓銀も基準金利の0.5%引き上げを考慮できるという意向を示したのだ。それと共に李総裁は、「金融通貨委員らと、前提条件の変化が成長の流れや外国為替市場などに及ぼす影響を綿密に検討し、基準金利の引き上げ幅と時期などを決める」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220923/3653647/1

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「1ドル=1400ウォン」の壁が崩れた。米連邦準備制度理事会(FRB)が3回連続のジャイアントステップ(政策金利0.75%引き上げ)を踏み、米国と韓国の政策金利は0.75%の差となった。物価安定とウォン安阻止のために韓国銀行(韓銀)が来月、政策金利の0.5%引き上げ(ビッグステップ)に踏み切る可能性が高まった。

物価高、ウォン安、高金利の中、韓銀の悩みが深まっている。物価、為替レート、金利の3兎を追う韓銀が緊縮の歩幅を広げるほど韓国経済に沈滞の影が広がる。FRBが緊縮加速ペダルをさらに強く長く踏むほど、韓国ウォンの価値は落ちる。急騰するドルに韓国通貨当局が築いてきた防御ラインは力なく崩れた。通貨当局はその間、「1ドル=1400ウォン」ラインを守るために口先介入と実際の介入をしてきた。しかしこうした努力も虚しく「1ドル=1400ウォン」ラインは破られた。


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[ 2022年09月24日 07:58 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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