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韓国、少子化に加え生産人口も絶壁、外国人移民活性化議論を

韓国統計庁が最近出した「世界と韓国の人口現況および展望」は約50年後の韓国の憂鬱な未来を浮き彫りにしている。

世界人口は今年79億7000万人から2070年103億人に増える反面、韓国人口は同時期に5200万人から3800万人に減る見通しだ。韓国の急激な人口減少(人口絶壁)の背景には深刻な少子化がある。昨年の韓国の合計特殊出生率(女性1人が生涯で産むと予想される出生数)は0.81人。世界最低水準だ。世界平均(2.32人)の半分にも至らない。今年は年間合計特殊出生率0.7人台で、出生数は25万人未満でまた最低記録を更新する可能性が高い。

人口は減るが高齢者の比率は高まる。65歳以上の人口は今年17.5%から2070年46.4%に増え、50年後になれば韓国は世界で最も老いた国になる。今年45.0歳の中位年齢(年齢順序で全国民を並べたときに中央にくる人)は2070年62.2歳に高まる。

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韓国が直面している「人口絶壁」の最も大きな問題は国家経済動力である生産年齢人口(15~64歳)の減少だ。世界の生産年齢人口平均比率は2070年(61.4%)まで人口の半分を超える。韓国の生産年齢人口比率は2012年73.4%にピークを迎えたあと減少し、2070年には46.1%まで低くなる。国内生産力と国内消費が減って投資が減少し、医療費・年金など福祉支出は増えて国家存立そのものが揺るがされるというのが学界の見通しだ。
https://japanese.joins.com/JArticle/295891?servcode=400§code=400

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東アジアの中で最も高度な経済成長を遂げた日本は、1970年代から合計特殊出生率が人口維持の目安とされる2.13の人口置換水準を下回るようになり、少子化による人口減少をアジアで初めて経験した。しかし、その深刻さを認識した政府による継続的かつ多様な取り組みにより、日本の合計特殊出生率は2005年の1.26を底に再び増加に転じ、人口置換水準(2.13)よりは低いものの、1.3~1.5を維持している。

世界銀行によると、韓国の合計特殊出生率は世界200カ国のうち最下位の200位である。韓国統計庁によると、2021年には0.81を記録した。人口維持どころか、日本の1.33(2020年)の6割の水準であり、OECD加盟国の中で唯一、1を下回っている。そして現在、統計では、さらに出生数が減少しており、2022年には世界で初めて0.7台を記録すると予想されている。


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[ 2022年09月26日 08:16 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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