韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  韓国株時価総額に占める外国人比率30.68%、金融危機以降で最低

韓国株時価総額に占める外国人比率30.68%、金融危機以降で最低

韓米の政策金利が逆転し、過去最高のドル高が続いていることで、韓国株式市場から外国人投資家が急速に離脱するのではないかとの懸念がますます高まっている。

韓国取引所によると、外国人投資家は9月1日から27日までに有価証券市場(KOSPI市場)で2兆3550億ウォン(約2392億円)、コスダック市場で4854億ウォンの株式を売り越した。外国人は今年上半期にずっと韓国株を売り続けたが、7月と8月はKOSPI市場でそれぞれ2兆3168億ウォン、3兆6481億ウォンを買い越し、株価上昇をけん引した。しかし、9月に米国が3回連続でジャイアントステップ(0.75%利上げ)に踏み切るのに前後して、再び売りに転じた。

KOSPI市場の時価総額に占める外国人比率は30.68%で、世界的な金融危機当時の2009年8月以来の13年1カ月で最低となった。20年2月には外国人の割合が39.28%に達していたが、2年半で9ポイント近く低下したことになる。外国人による売りの影響で、27日には韓国総合株価指数(KOSPI)が一時、2年2カ月ぶりに2200を割り込んだが、大引けでは前日比0.13%高の2223.86で取引を終えた。

スポンサードリンク


外国人資金の流出は韓国だけの問題ではない。ブルームバーグによると、今年台湾から流出した国際ファンド資金は440億ドルに達した。韓国(137億ドル)の3倍以上だ。インドからも年初来で約200億ドルの外国人資金が流出した。 台湾は全世界が深刻なインフレを経験している今年も物価上昇率が2-3%台で安定しており、積極的な利上げを行わなかった。

台湾(1.625%)と米国(3.00-3.25%)の金利差が拡大したことが外国人資金離脱の主因に挙げられる。金融業界関係者は「韓国銀行が10月の金融通貨委員会で米国と基準金利差を狭めなければ、韓国でも台湾のような資本流出が起きかねない」と指摘した。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/09/28/2022092880589.html

2022-09-28-k005.jpg

韓国総合株価指数(KOSPI)とコスダック市場の時価総額が約1年ぶりに約620兆ウォンも蒸発した。今年のドル換算のKOSPIの下落率は34%に達し、主要20カ国・地域(G20)の主な指数の中で下落率1位を記録した。金利引き上げ期の中、証券市場を去る個人投資家も急増し、顧客預託金が2年ぶりに最低を記録した。

サムスン電子の株価は昨年7月6日の8万1200ウォン(約8180円)から5万4500ウォン(約5490円)へと32.9%下落し、時価総額が159兆3932億ウォン(約16兆1000億円)も目減りした。SKハイニックスも株価が33.2%下落し、時価総額は30兆ウォン(約3兆200億円)目減りした。カカオとネイバー(NAVER)の時価総額も合わせて75兆ウォン(約7兆5500億円)以上蒸発した。外国人投資家は今年に入って23日までにKOSPI(12兆3216億ウォン、約1兆2400億円)とコスダック市場(4兆4331億ウォン、約4460億円)で計16兆7547億ウォン分を売り越した。


関連記事

[ 2022年09月28日 08:30 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
で、何がまずいのだろう?
サムスンの株主が外国人だろうと、自国民だろうと
関係ないだろう。
[ 2022/09/28 15:54 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp