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今度は中国のハードランディング懸念、急落するウォン、「1ドル=1439.90ウォン」

「1ドル=1439.90ウォン」を記録した。13年6カ月ぶりのウォン安水準だ。連日吹き荒れる外圧にウォン相場は秋風落葉だ。英国に続き中国発の衝撃がウォンを強打した。景気低迷の懸念で人民元の価値が急落するとウォンもつられて下がっていった。

28日のソウル外国為替市場でウォン相場は前日より18.90ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1439.90ウォンで取引を終えた。1440ウォンのあごの下でかろうじて止まった。終値基準で2009年3月16日の1440.00ウォンから13年6カ月ぶりの安値水準だ。取引時間中には一時1442.20ウォンまでウォン安が進んだ。ウォンの価値はまさに百尺竿頭に立っている局面だ。ポンド急落で強いドルの独走が続く状況で中国のハードランディングの懸念の中で人民元急落という変数まで加勢し底のない下落を継続する様相だ。

人民元の価値は金融危機以降で最低水準に落ちた。中国人民銀行はこの日人民元相場を前日より0.0385元の元安となる1ドル=7.1107元と告示した。告示為替相場の上下2%以内で動く中国域内市場で人民元価値は取引時間中に1ドル=7.23元まで下がった。

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為替相場変動幅の制限がない香港域外市場で人民元は一時1ドル=7.24元まで急落した。本土と域外市場で1ドル=7.2元を割り込んだのは2008年2月から14年7カ月ぶりだ。27日に世界銀行が中国の今年の経済成長率見通しを2.8%で4月の5.0%より大幅に引き下げたのに伴う影響だ。中国経済のハードランディングの懸念にウォンは直撃弾を受けた。中国を最大の貿易相手国とするだけに中国の景気鈍化は韓国経済に否定的要因だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/296036?servcode=300§code=310

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2018年、中国の非金融企業部門を中心とする債務残高は、金融危機や景気の急減速が生じることが強く懸念されるレベルに積み上がっているとし、当面は問題の先送りが可能であろうが、中長期的には金融危機的な状況が生じる可能性は否定できない。デレバレッジの前に、国有企業の収益性や製品の付加価値を高めることに資する政策の推進がなされるべき。

そして、拙速なデレバレッジは禁物である。中国が企業の債務レバレッジの引き下げを急激に進めれば、企業倒産・失業者の急増や信用収縮が発生し、経済に大きなダメージを与え得る。デレバレッジを漸進的に進める以外に、ソフトランディングの道はない。さらに言えば、企業債務の膨張には、企業の資金調達手段として銀行貸出といった間接金融への依存度が極端に高く、直接金融(株式市場)が有効に機能していないという問題も大きい。

企業債務問題のソフトランディングには、国有企業改革と資本市場改革の推進が不可欠。


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[ 2022年09月29日 08:24 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
ウォン売りの売り手は、債券買戻しの当局と
空売りの投資家だろうか。
で、韓銀はウォン買い介入。ウォンは回るが、
ドルが外へ出る。
中国経済悪化を心配するのは、決済元貨が
目減りするからだろう。
[ 2022/09/29 11:48 ] [ 編集 ]
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