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尹大統領の支持率、2度目の就任後最低値

2022年9月30日、韓国・ニューシスは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率が就任後最低となる24%を再び記録した」と伝えた。 世論調査専門機関の韓国ギャラップが満18歳以上の男女1000人を対象に行った大統領の職務遂行評価で、「よくやっている」という肯定的な評価は24%にとどまり、65%が否定的に評価した。

尹大統領の就任後、支持率が最低値の24%を記録したのは8月第1週に続き2度目。今月第3週には33%まで回復したが、再び下落に転じた。否定的評価の理由は「外交」が17%で最も多く、「不注意な発言」も8%と、最近の「暴言疑惑」と大統領室の対応に対する否定的な世論が反映されたとみられる。

この結果を受け、与党「国民の力」は「尹大統領の暴言疑惑に関する報道が影響した」と分析している。同党の金美愛(キム・ミエ)院内報道官は、記者団に対し「MBCが最初に公開した動画に大統領が意思を示したかのような字幕をつけたことは誤りであると指摘されている」「言論の自由は真実の報道と公正かつ客観的な報道が前提であり、それを崩したことについて党は告発している。捜査と裁判により正すべきである」とコメントしているという。
https://www.recordchina.co.jp/b902152-s39-c100-d0195.html

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ギャラップの調査で尹大統領の支持率が24%を記録したのは、8月第1週に続いて2回目で、就任後最低となった。 不支持の理由としては、「外交」が17%でもっとも高く、次いで「経験と資質の不足、無能」が13%、「不注意な発言」が8%など。 先週7%だった「外交」が17%まで上昇したほか、「不注意な発言」も不支持の理由として新たに登場しており、尹大統領がニューヨーク訪問中に暴言を吐いたとするメディアの報道が、支持率の低下に大きく影響したものとみられる。

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文在寅・前政権末期の支持率が40%を超えていたことと比べると、尹大統領の支持率低下の早さは異常と言える。尹大統領の支持率が急落した主な理由として、閣僚人事の失敗や側近の重用、経済政策の不在、③経験不足などが指摘されている。しかし、検察畑を歩んできた尹大統領の政治家としての経験不足は大統領選挙の前から予想されていたことであり、就任初期から大きく活躍すると期待した人は少ないのでは。 閣僚人事の失敗や側近の重用や経済政策の不在は、確かに支持率低下に影響を与えているものの朴槿恵・元大統領や文・前大統領など歴代政権でも同じことが言える。

さらに「ねじれ国会」の状況がある。与党「国民の力」は2022年3月に行われた大統領選挙で政権交代に成功し、同年6月の地方選挙で圧勝したが、国政を左右する国会議員の数(総議員数300人)では、野党「共に民主党」が169人と過半数を超え、「国民の力」の115人を上回っている。僅差で政権を奪われた野党「共に民主党」内には、いまだに選挙結果に対する悔しさが残っている。次の選挙では必ず政権を奪還するために、与党「国民の力」に対する政治的な攻撃を緩めていない。

結果、「国民の力」の改革は進まず、国民からは何も実現できない無能な政府に見えている可能性が高い。2024年4月に行われる総選挙で与党「国民の力」が勝利しないと、状況は大きく変わらない。


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[ 2022年10月03日 08:17 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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