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SKハイニックス、半導体生産の重要原料「ネオンガス」の国産化に成功

SKハイニックスは5日、今年4月にネオンガスの初の国産化に成功後、現在の工程導入の割合を40%まで拡大したと明らかにした。不安定な国際情勢にも安定的にネオンを需給しているのはもちろん、コストも大幅に削減したという説明だ。SKハイニックスは2024年まで、ネオンの国産化の割合を100%まで高める計画だ。

ネオンは、半導体の露光工程に使われるガスの主材料で、空気中に0.00182%しか存在しない希少資源だ。これまで国内半導体業界では、ネオンを全量輸入してきた。特に戦争が発生したウクライナ(23.0%・昨年基準)とロシア(5.3%)からの輸入の割合が高かった。グローバル市場でのネオン価格は、両国間の戦争以来、10倍も高騰し、現在まで不安定な状況が続いている。

SKハイニックスは、半導体用ガス製造企業のTEMCやポスコと協力して、ネオンを韓国内で生産する方法を模索してきた。空気中のネオンを採取するためには、大規模な空気分離装置が必要で、初期投資費用が多く発生する。

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3社は、既存の設備を活用してコストを削減しながらも、ネオンを確保できる技術を開発した。国産ネオンは現在、ポスコで生産後、TEMCでの加工を経て、最優先にSKハイニックスに供給されている。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20221006/3681007/1

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韓国の半導体メーカーはネオン供給を輸入に依存してきた。だがここ数年間に海外の主要生産地域の情勢が不安になり価格が急騰する兆しを見せていた。SKハイニックスは需給不安要因を先制的に解消するため半導体用ガス製造会社のTEMCやポスコなどと協力して国産化に成功した。

ネオンは空気中に0.00182%しか存在しない希少資源だ。これを採取するには大規模な空気分離装置など初期投資費用が大きい。SKハイニックスは「さまざまな協力企業と既存設備を活用し少ないコストでネオンを生産する技術を開発した。これを半導体工程に導入して購入費用を大きく低くした」と説明している。

ネオンは元素記号 Ne 、原子番号 10、原子量 20.1797。周期表 18族、希ガス元素の1つ。大気中に 0.00182%含まれ、液体空気の分留によって得られる。 1898年 W.ラムゼーと M.トラバースの協力により、クリプトン、キセノンとともに発見された。単体は無色、無臭の単原子気体で、沸点-245.9℃、臨界温度-228.7℃、臨界圧 28.86気圧。化学的にきわめて安定。ガイスラー管で容易に放電し,赤色の輝線スペクトルを発するので、ネオン管用に広く使われている。


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[ 2022年10月07日 08:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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