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サムスン電子、営業利益32%減少で、「半導体寒波」本格化

「半導体寒波」の影響でサムスン電子の今年第3四半期の収益性が大幅に下落した。世界的な景気減速による業績不振は、第4四半期にも続く見通しだ。

7日、サムスン電子が公開した第3四半期の暫定実績(連結基準)によると、売上高は76兆ウォン(約7.8兆円)、営業利益は10兆8千億ウォン(約1.1兆円)だ。売上は昨年同期より2.73%、第2四半期に比べると1.55%それぞれ増加した。売上基準では5四半期連続で70兆ウォン台を上回った。しかし、営業利益は昨年同期比31.73%後退した。第2四半期に比べても23.4%減少した。営業利益は市場展望値(11兆9226億ウォン~11兆7734億ウォン)を約9%下回る数値だ。昨年、新型コロナ特需を享受した基底効果を考慮しても、市場予想よりさらに収益性が悪くなった。

サムスン電子の営業利益の70%を占め心強い支えとなった半導体部門が力を発揮できなかった。主力のメモリー半導体の需要減少と価格下落が予想より深刻だった。事業部門別の詳細実績はまだ公開されていないが、証券街では第3四半期の半導体(DS)部門の営業利益を6~7兆ウォンと見ている。

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第2四半期(9兆9800億ウォン)と比べると、30%ほど急減した。台湾の市場調査会社トレンドフォースによれば、メモリー半導体の二大軸であるDRAMとNANDフラッシュの価格は第3四半期に前四半期対比10~15%、13~18%各々下落した。ユジン投資証券のイ・スンウ研究員は「コロナ特需で好況を享受した半導体の需要鈍化が本格化しメモリーチップの注文が異例に急減し、中国のコロナ封鎖などに備えて備蓄しておいた在庫が二重の負担になっている」と分析した。

相対的に需要が堅調だったサーバー用メモリーは、顧客企業の在庫調整の影響が予想以上に大きく、モバイルやPCなど消費者用製品は需要不振が続いた。ただ、ファウンドリ(半導体委託生産)は注文需要が良く、為替レートの影響も肯定的で善戦したと見られる。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/44761.html

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韓国サムスン電子は、足元の業績にブレーキがかかりながらも、半導体で成長戦略を描いている。7日発表された7~9月期決算見通しは、営業利益が前年同期比3割以上減の10.8兆ウォン(約1兆1000億円)で、営業減益は約3年ぶり。ITやモバイル端末の需要が冷えこみ、メモリーの需要が急落して価格が下落している。家電などの業績も響いてる。

一方で、サンノゼで開催された「サムスンテックデー」では、業界との協業を通じて、メモリーやロジック半導体の高成長軌道を描く姿勢を示した。第9世代のNANDを24年に量産し、1000層以上のNANDを30年までに開発する方針を示した。人間に近い機能を持たせた半導体もめざす。人間の五感すべてに対応できるセンサーも計画している。


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[ 2022年10月08日 08:02 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
サムスンが業績不振というが、去年が良すぎだったといこと。
製造業の利益は、そんなに青天井で伸びるものではない。
鳥頭のメディアには悪いと見えるだけだろう。
「不振」の中味が 営業利益率 14%
10%以上なら、有業企業といわれる。
一例は、東京エレ29%、トヨタ 12%
[ 2022/10/08 09:59 ] [ 編集 ]
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