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韓国経済チームがすべきこと

悪夢の3年、コロナ禍が終わるかと思ったら経済危機が迫ってきた。本当に不遇な時代を生きている。今回の危機は世界を襲っている上にこれといった解決策がない。米国のリーダーシップが揺らぎ求心点も消えた。2008年の金融危機当時は物価の心配はなかった。金融を緩和して解決した。今回は金融を引き締めなくてはならない。1997年の通貨危機は新興国危機だった。いまは世界が「自分のことで精一杯」だ。米国がインフレ抑制法を押し進め、OPECプラスが原油減産を決めるのを見ればそれぞれが生き残るための道に入っている。「過去の危機当時の国際共助が作動しない」(崔鍾球前金融委員長)。

危機が1~2年で終わらないだろうという懸念が出ている。70年代のスタグフレーション(インフレ+景気低迷)暗黒期は10年続いた。第1次石油ショックが発生した73年から物価が2%台に落ちた83年まで。インフレは一度火が付けば抑えにくい悪い特性がある。当時のボルカー米連邦準備制度理事会(FRB)議長が79~81年に政策金利を10%から実に20%に引き上げたが83年に物価が安定を取り戻した。

1929年の大恐慌は16年も続いた。米国はニューディール政策による財政拡大と、31年と37年の2度の緊縮を繰り返したが突破口を見いだすことができなかった。第2次世界大戦を経て長いトンネルを抜け出した。大恐慌直前は小説『グレート・ギャツビー』の背景である「狂乱の20年代」だ。金があふれた。

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2010年代と似ていた。IT好況と量的緩和で放出された資金が株式・不動産バブルを生んだ。政治状況も似ている。ポピュリズムと民族主義を前面に出した極右・極左勢力が勢力を伸ばし民主主義を威嚇する。ロシアのプーチン大統領は核を手にして統制不能に突き進んでいる。イタリアでは100年ぶりにムッソリーニの後継者を自任する極右首相のメローニ首相が登場した。フランス、スウェーデン、ハンガリー、チェコ、ポーランドでも極右が猛威を振るう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f34bb9f96c48cec19d76c36097bb8239afa9aef2

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記事では、金利は上がり続けるだろう。原油減産で国際原油価格が揺らぎ金利引き上げがさらに至急となった。米国の金利上段は3.25%。FRBは年末に4.5%を予想する。今年残った2回の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%と0.5%引き上げなければならないという意味だ。これが終わりではない。パウエル議長は「物価上昇率2%まで金利引き下げはないだろう」と話した。経済協力開発機構(OECD)は来年の米国の物価上昇率を3.4%と予想する。来年も2%は難しい。物価が抑えられなければ来年も金利をさらに上げなければならないとしている。

通貨危機の際に韓国銀行から金融監督権を切り離すことをめぐり政府と韓国銀行が敵のように争った。金融危機当時は300億ドルの韓米通貨スワップを締結すると企画財政部と韓国銀行が互いに「われわれがやった」と功績争いをした。今回は一体のように動くかどうか。経済が厳しければ経済チームはどうせ非難されることになる。打たれ強くなければならない。安易だったりもたついているという印象を与えてもならない。今後金融側の危機が実体経済に移り、企業が廃業し、失業者が増えるだろう。危機はいま始まったところだとした。

韓国経済が成長するには、失業率を下げる事。どの産業に特化するかを決める事。或いは新産業に投資するなど、対応するべきことはいくつかある。サムスン依存とはいえ全産業の5%であるから、関連企業を含めてもすべてカバーできるほどではない。大企業と連携し、より競争力と強い体制つくりは不可欠だが、外資系企業は世界企業との連携を模索するために、韓国内の内需拡大となるには緻密な計画が必要となる。 いつまでも米中の間でもがいていると、中国に抜かれ、より低迷路線となるだけでしかないが…。


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[ 2022年10月12日 07:35 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
IMFが世界景気の成長率予測を引き下げ。各国から米国のせいだと名指し批判が出てきた。英国は怒り心頭だ。そのうち独仏伊も合唱に加わるよ。

こうなるだろうとここで予想した通りになった。米金融当局に『賢さ』など期待してはならない。彼らにあるのは『ただの願望』、外ればかり引く間抜け。世界一の間抜け集団と呼ばれても仕方がない。

日銀の黒田前総裁が周囲の雑音に負けて利上げしなかったのは賢かったし、巨額の為替差益を国庫にもたらしたのは…歴代一位かな。日本とスイスの質実剛健ぶりは目を見張る。
米国や欧州は良く見習えww。日本の経済記者は欧米信奉から早く抜け出せ。あんなところを信奉していると…間抜けの仲間入りだ。

韓国は韓国の道を行け。どんなに日本を真似ても日本にはなれない。韓国の不幸は…中国が韓国以上にやり手だからだ。中国は韓国を踏み潰すことをためらわない。米国は中国を踏み潰そうとし、中国と火花を散らすから、韓国のご都合主義ツーウエイ方式はつぶれる。死ななきゃわからない国にはふさわしい最期だ。

韓銀総裁は米金融当局の見立てに従って動く。すなわち利上げは来年の春ごろには終わるだろうと。だが、産油国は増産拒否、減産継続を宣言。これは資源国はインフレが終わらないと判断したことを意味する。米金融当局は4,5%を想定しているが、6%まで行く可能性がある。

こうなると日銀の物価2%目標はおのずと達せられる。日本の利上げは賃金上昇の後押しになる。日銀の足かせ外れて自由だw。
[ 2022/10/12 08:54 ] [ 編集 ]
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