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韓国経済副首相、「韓米通貨スワップ締結の可能性はないはず」

韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相は12日(現地時間)、米ワシントンで開催した記者懇談会で最近の韓国銀行(韓銀)金融通貨委員会の利上げ決定について「(現在の通貨政策方向は)物価安定が優先であり、そのために(2回連続の0.5ポイント)利上げを決定したもの」とし「ただ、今後考慮することがあるなら25bp、50bpなど利上げ幅ほどの問題になるだろう」と述べた。

続いて「その間、李昌ヨン(イ・チャンヨン)韓銀総裁の政策経験と海外ネットワークなどを基盤とする意見を聞きながら、通貨政策に対する韓銀の視点は政府と同じ方向だという点を確認した」とし、ビッグステップに同意するという意見を明らかにした。 利上げ加速による景気鈍化の懸念について、秋副首相は「物価安定策は苦痛を伴ったりする」とし「それを勘案しても(物価を引き上げる)需要圧力を減らす」と明らかにした。

ただ「米国ではまだこうした(利上げ)効果がまともに作動していないので(物価安定までは)まだ前途は遠いと感じられるはずで、(その余波で)金融・為替市場は揺れるだろう」と伝えた。

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一方、一部で提起された米国との通貨スワップの可能性については一線を画した。秋副首相は「サプライズ発表(通貨スワップ締結)はないはず」とし「通貨スワップに関してはもうこれ以上話すことはない」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7be4349711308ccbbd63d1c979dedaef03911e2f

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李昌鏞総裁の発言では、FRBがドル流動性スワップの締結を判断するには内部で基準があるとしている。なのでその基準を満たしていないために無いと答えている。従って為替スワップ凍結は無いでしょう。流動性の低いドルしか持っていないのと、ドル現金化するのにも時間がかかるため、為替介入も難しい。

日本と比較すれば、ウォン量は少ないので、為替介入はある程度の効果は期待できそうだが、それでも一時的でしかなく、継続は無理。また日本の様に、外貨準備以外の外貨資産に乏しく、自国政府への補てんも無理。通貨危機はいつ発生するかの判断は難しい。韓国政府はその可能性は低いとしているが、個人的にはそうは感じていない。すでに通貨危機に陥った国もあるだけに、今の韓国では、一気に加速する可能性も十分あると考える。


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[ 2022年10月15日 07:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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