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ポーランドが韓国の「天橆」を300台購入

近頃韓国とK2戦車、K-9自走砲、FA-50軽攻撃機などの武器導入契約を結んだポーランドが韓国産多連装ロケット「チョンム(天橆)」約300台を追加で契約すると発表した。米国の多連装ロケットHIMARSがウクライナ戦争で成果を上げたことで、武器の導入を急いでいたポーランドが、性能と生産能力を備えている「天橆」を大量購入すると決めたのだ。

マリウシー・ボワシュチャクポーランド国防大臣は14日、記者会見で「ハンファディフェンスの多連装ロケット砲である『天橆』を約300台購入するための基本契約を結ぶ」と発表。「『天橆』はHIMARSとほぼ同様な機能を備えているだけでなく、最大300km離れているターゲットを攻撃できるため、国防力の強化にも役に立つはずだ」と伝えた。

現地のメディアによれば、ポーランドは今週、基本契約を結ぶ。年内に移行契約を結び、来年から本格的に武器の導入を実施する。「天橆」は発射車両と多連装ロケット発射台、ミサイルなどの三つのパーツで構成されている。ポーランドは発射車両に関してはポーランドの企業を通じて生産し、発射台とミサイルを韓国から導入する方法を現在考慮していると知られている。具体的な輸出規模に関しては今後の交渉過程で決まるとみられる。

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ポーランドが「天橆」を導入した背景には、HIMARSの活躍が影響したとの分析も出ている。ウクライナ軍は米国からHIMARSを16台購入し、東部戦線に投入した。「天橆」はHIMARSより が多く、値段も弾薬を除けば一台30億ウォン程度。HIMARSより60%でコストを抑えられる。実践での成果を上げているHIMARSではなく、「天橆」を選んだ理由として、生産能力が優れていることが考えられる。ポーランドは2019年、HIMARS20台を発注。来年から導入する予定でいる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0dba533ef6ad08aecd594083c482ccff917f5ec

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韓国は9月26日、ポーランドと戦車「K2」180両(現代ロテム製)、155ミリ自走榴弾砲「K9」212門(ハンファ製)、軽攻撃機「FA50」(KAI製)など総額25兆ウォン(約2兆5700億円)の輸出契約を締結したが、追加して自称K- HIMARSとされる12連装ロケット砲「天舞」約300門輸出の基本契約を締結したと発表した。

車両と装置およびロケットで構成され、総額は約50億ドルが見込まれている(車両はポーランドが製造する話もある)。ポーランドは米国からHIMARSを20門の輸入契約し今年から納品されるが、新たに米国からHIMARSの調達を打診したが、納期につき色よい返事がもらえず、急遽、韓国の「天舞」を調達することを決定した。

天舞は12連装で米製HIMARSの6連装の倍の発射装置=ロケットランチャーを持つ、誘導ロケット砲=ミサイルの射程距離も最大300キロでHIMARSに遜色ない。その上コストパフォーマンスはHIMARSの6割の価格で調達でき、その分多くの数量を購入することができる。 

また、239ミリ誘導ロケット砲(ミサイル)では射程80キロで、300個の子弾を空中から発射できサッカー場の3倍の面積を焦土化、一帯を掃討できる。 天舞はハンファ・ディフェンス製で来年から順次納品される。


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[ 2022年10月19日 08:00 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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