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外国人投資家の中国離れが加速

10月31日、外国人投資家による人民元建て債券の売りが加速しており、背景に中国経済を悲観する見方があると報じた。

「今年9月の外国人投資家による人民元建ての債券の保有総額は3兆4000億元(約69兆3000億円)に減少し、2020年12月以降で最低となった」と説明。これについて米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが「中国経済の先行きや人民元の先行きに対する悲観的な見方が続いていることを反映している」と評したことを伝えた。

また、人民元建て債券の売りは9月に再び加速した(8カ月連続の減少で、減少幅も増加)とし、「9月は2年以上ぶりに1ドル7元を割り込み、10月はさらに下落を続けた。人民元の対ドル相場は中国当局が厳しく規制するオンショア市場や、より自由に取引できるオフショア市場で、今年に入ってから12%以上下落している」と指摘した。

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人民元相場は記録的な低水準であり、こうした状況は人民元建て資産の国際的な魅力を弱めていると言及。ドルが大きく上昇したことがその原因としつつ、「中国経済の不振も人民元の下落につながった」と述べた。そして、「2022年1~9月の中国の実質成長率は3.0%で、多くのエコノミストが中国が目標に掲げる年間5.5%を達成できないと予想している」とした上で、中国は目下、散発的な新型コロナウイルス、不動産市場の不況、消費低迷などの課題に対応中だと伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/b903656-s25-c20-d0052.html

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中国人民銀行(中央銀行)上海支店が先週末に発表したデータによると、9月の外国人投資家による中国債券の保有高は、8カ月連続で減少し、減少ペースも加速した。人民元の下落や米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが背景にある。減少継続期間は過去最長となった。中国のインターバンク市場で取引されている人民元建て債券の外国人保有高は、9月末時点で3兆4000億元(約4680億8000万ドル)。8月末時点では3兆4800億元。

減少幅は800億元。300億元減少していた8月から加速し、中国中央国債登記結算(CCDC)のデータによると、海外の機関投資家は先月、616億元相当のインターバンク債を売却した。8月には276億元売却していた。中国の10年物国債と同年限の米国債の利回り格差は9月、15年ぶりの大きさにワイド化。人民元は2008年の世界金融危機以来の安値に沈んだ。


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[ 2022年11月02日 08:27 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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