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造船除いて、韓国主力産業の見通し暗い

石油化学「雨曇り」、半導体・自動車・鉄鋼「雲多い」、造船・機械「晴れ」。 業種別専門家らが出した韓国の主力産業の来年の「気象予報」だ。全国経済人連合会は7日、全経連会館で「荒波の韓国経済、見通しと診断」を主題に「2023年経済・産業見通しセミナー」を開き、「造船を除いた韓国の主力産業はいずれも容易でない1年を送るだろう」という暗い見通しを出した。

来年の韓国主力産業のうち、造船・機械業種だけが好調を継続すると予想された。造船はカタールLNG運搬船の受注残とモザンビークのプロジェクトなど世界的なLNG運搬船発注増加傾向にともなう新造船価格上昇が4-6月期まで続き業績改善が期待された。特に来年7-9月期から世界のエネルギー需要回復と中国の石油精製工場稼動率上昇にともなうタンカー発注再開により年間を通じて活気が出ると予想された。ここに主要国の軍備増強で防衛産業と電力機器の受注拡大が肯定的な影響を及ぼすという分析が出ている。

半導体と自動車、鉄鋼など多くの主力産業は乱調傾向を見せるものとみられる。半導体産業は消費者用市場の需要不振と需要先の在庫調整の余波でメモリー価格が急落しているが、サーバー需要もやはり劣勢に転換され、今年10-12月期から強力な在庫調整が予想された。これに対しDRAMは来年下半期、NANDは来年4-6月期中に業況が底を打ち徐々に肯定的に転じると予測された。

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自動車はこの2年間の車載用半導体供給不足と累積待機需要で低い在庫とインセンティブ(販売促進費)の恩恵を見たが来年は生産が正常化軌道に入りこうした好材料が失われると予想される。特に消費が萎縮して車両需要が減り、在庫とインセンティブが上昇して業種損益が全般的に悪化すると予想された。テスラの新規自動運転システム導入に対抗して既存の自動車業界の新たな技術方向設定が必要という指摘も出た。
https://news.yahoo.co.jp/articles/620f7249f995163590846aafb9714d9626f68efc

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造船業を除いてと言う題名だが、造船業は公的資金投入で、価格を下げて受注しているわけで、現実は赤字受注となる。造船業は赤字受注で首が回らないはず。文前政権時の置き土産となる。雇用維持優先したためだが、雇用環境悪化でやめる人材が後を絶たない。 赤字でも受注を優先しろという行動に出た結果と言える。

価格を安くしたことで受注は増加したが、受注するほどに赤字は増加する。それでも雇用維持優先のほうがマシとしたわけだ。このツケがではじめている。来年までに何とかなるとは考えにくい。 したがって韓国造船業全体の改革が不可欠となる。投入する公的資金には限界がある。 今は低迷する他の中小企業への補てんで精一杯な状況だ。


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[ 2022年11月09日 08:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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