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GSカルテックス、「オレフィン工場」完成

GSカルテックスは13日、創業以来最大の投資金額である2兆7000億ウォンを投資したオレフィンの生産施設(MFC施設)の完成を通じて、総合エネルギー企業への跳躍に乗り出すと明らかにした。「非精油事業」の拡大を通じた事業多角化が、一層力を得ることになった。

GSカルテックスは11日、全羅南道麗水(チョルラナンムド・ヨス)の第2工場の近くに位置するMFC施設の完成式を行った。完成式には、GSグループの許兌秀(ホ・テス)会長とGSカルテックスの許世烘(ホ・セホン)社長など、GSグループおよびシェブロンの主要経営陣が参加した。GSカルテックスの許東秀(ホ・ドンス)名誉会長と金瑛錄(キム・ヨンロク)全羅南道知事も出席者リストに名前を連ねた。

MFCは、「Mixed Feed Cracker」の頭文字を取ったもので、多様な原料投入が可能な施設を意味する。今回のMFC施設の完成で、GSカルテックスはエチレンが75万トン、ポリエチレンが50万トン、プロピレンが41万トン、混合C4油分が24万トン、熱分解ガソリンが41万トンなどの年間生産能力を備えることになった。事業構造において石油化学分野を拡張することで、非精油部門の割合を増やし、原油価格などの外部環境の変化にともなう損益変動性を大幅に減らすことができるようになったと、GSカルテックスは説明した。

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MFC施設は、ナフサを原料として投入する従来の石油化学社のナフサ分解施設(NCC)とは異なり、ナフサはもとより、精油工程で生産される液化石油ガス(LPG)や石油精製ガスなども原料として投入できる。GSカルテックスの従来の高度化施設で発生する石油精製ガスを原料として使用できるので、同規模の石油化学施設よりエネルギー使用量を約10%減らすことができる。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20221114/3761017/1

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GSカルテックスが創立以来最大の2兆7000億ウォンを投資し、最近、全羅南道麗水工場近くにオレフィン生産施設を竣工した。GSカルテックスはMFC施設を備え、年間エチレン75万トン、ポリエチレン50万トン、プロピレン41万トン、混合C4油分24万トン、熱分解ガソリン41万トンを生産可能だ。

GSカルテックスはMFC施設と既存の生産設備の連携運営でシナジーを創出し、他の石油化学会社より競争力優位に立ち、総合エネルギー企業に跳躍したと明らかにした。 また、新規石油化学製品群への事業領域の拡張を通じ、非精油および精油事業間のバランスの取れたポートフォリオを構築できるものと期待している。


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[ 2022年11月15日 08:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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