新エネ車バッテリー産業で中韓が火花
韓国産業通商資源部の李昌洋(イ・チャンヤン)長官が10月27日、新エネ車用バッテリー産業の発展を大々的に推進し、二次電池産業を第2の半導体産業に育てる計画を発表したと紹介。電気自動車(EV)バッテリー分野における韓国の実力は決して侮ることはできず、LGの今年9月における新エネ車バッテリー搭載量が8.8ギガワット時で寧徳時代に次いで世界2位となっており、LGにサムスンSDI、SK Onを加えた韓国3大バッテリー企業の世界EVバッテリー市場シェアは25%に達していると伝えた。
その上で、韓国政府がバッテリー産業のさらなる振興プランを打ち出した背景には、新エネ車消費市場の急速な拡大があると指摘。新エネ車の発展は完成車メーカーだけでなく、川上、川下産業のメーカーにとっても大きな発展のチャンスとなり、特に「バッテリーを制したものが天下を制する」とまで言われるほどバッテリーの重要度が高い新エネ車産業において、完成車市場では中国に大きな差を付けられている韓国がバッテリー産業を突破口に選択するのは自然なことだと説明した。
また、現在は欧州市場において新エネ車ブランドの参入競争が激しくなっており、BYD、蔚来、小鵬、吉利といった中国ブランドも続々欧州進出を果たしていると紹介。その中で韓国のバッテリー企業は欧州への投資を拡大し続け、中国企業との競争で優位に立とうとしていると伝えた。
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その例として、LGが2026年までにポーランドで約400億元(約8000億円)を投じて工場を建設し、23年には年産260ギガワット時の生産能力を実現する計画を立てているほか、サムスンSDIも19年よりハンガリーでバッテリー生産ライン増設に向けた投資を行い、SKも同じくハンガリーにバッテリー工場を建設する計画だと紹介している。
https://www.recordchina.co.jp/b904585-s25-c20-d0193.html

新エネルギー車の世界最大の市場は中国だ。中国公安部の統計によると、今年6月末時点で中国の新エネルギー車保有台数は1001万台で、引き続き急速に増えている。新エネルギー車が増えることで、使用済みの駆動用バッテリーの市場も直接的な影響を受け、規模が拡大している。
新エネルギー車に搭載される駆動用バッテリーの「引退後」を予測する研究結果が、今年7月に開催された「2022年世界動力電池大会」のサブフォーラムで発表された。向こう5年で使用済みとなる駆動用バッテリーは年平均で重量16万トン、容量20〜30ギガワット時(GWh)となり、2026年には累計で重量92万6000トン、容量142.2ギガワット時になると予想している。
駆動用バッテリーのカスケード利用(資源やエネルギーの段階的再利用)には安全性や経済性などさまざまな不確定要素が拭いきれないが、バッテリーの分解・回収分野は各方面が注目しており、一気に成長をはじめる兆しもある。北京市の企業「賽徳美資源再利用研究院は新エネルギー車向け駆動用バッテリーのリサイクル業界が秘める巨大なポテンシャルに着目し、2016年1月に設立された。
廃バッテリーの回収・解体を高い精度で行い、取り出した材料やパーツを再利用する事業を主としている。廃バッテリーの全パーツを物理選別する技術を初めて編み出し、さらに独自の全自動生産ラインも開発。現在、廃バッテリーの90%以上のパーツを回収できるようになっている。
その上で、韓国政府がバッテリー産業のさらなる振興プランを打ち出した背景には、新エネ車消費市場の急速な拡大があると指摘。新エネ車の発展は完成車メーカーだけでなく、川上、川下産業のメーカーにとっても大きな発展のチャンスとなり、特に「バッテリーを制したものが天下を制する」とまで言われるほどバッテリーの重要度が高い新エネ車産業において、完成車市場では中国に大きな差を付けられている韓国がバッテリー産業を突破口に選択するのは自然なことだと説明した。
また、現在は欧州市場において新エネ車ブランドの参入競争が激しくなっており、BYD、蔚来、小鵬、吉利といった中国ブランドも続々欧州進出を果たしていると紹介。その中で韓国のバッテリー企業は欧州への投資を拡大し続け、中国企業との競争で優位に立とうとしていると伝えた。
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その例として、LGが2026年までにポーランドで約400億元(約8000億円)を投じて工場を建設し、23年には年産260ギガワット時の生産能力を実現する計画を立てているほか、サムスンSDIも19年よりハンガリーでバッテリー生産ライン増設に向けた投資を行い、SKも同じくハンガリーにバッテリー工場を建設する計画だと紹介している。
https://www.recordchina.co.jp/b904585-s25-c20-d0193.html

新エネルギー車の世界最大の市場は中国だ。中国公安部の統計によると、今年6月末時点で中国の新エネルギー車保有台数は1001万台で、引き続き急速に増えている。新エネルギー車が増えることで、使用済みの駆動用バッテリーの市場も直接的な影響を受け、規模が拡大している。
新エネルギー車に搭載される駆動用バッテリーの「引退後」を予測する研究結果が、今年7月に開催された「2022年世界動力電池大会」のサブフォーラムで発表された。向こう5年で使用済みとなる駆動用バッテリーは年平均で重量16万トン、容量20〜30ギガワット時(GWh)となり、2026年には累計で重量92万6000トン、容量142.2ギガワット時になると予想している。
駆動用バッテリーのカスケード利用(資源やエネルギーの段階的再利用)には安全性や経済性などさまざまな不確定要素が拭いきれないが、バッテリーの分解・回収分野は各方面が注目しており、一気に成長をはじめる兆しもある。北京市の企業「賽徳美資源再利用研究院は新エネルギー車向け駆動用バッテリーのリサイクル業界が秘める巨大なポテンシャルに着目し、2016年1月に設立された。
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