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LIGネクスワンの今年の売上、2兆ウォン越え

LIGネクスワンが、今年初めて「売上2兆ウォンクラブ」に入る見通しだ。迎撃ミサイル「天弓Ⅱ」(M-SAM2、中距離地対空ミサイル)などの輸出契約が相次ぎ、今年の受注額が10兆ウォン(約1兆円)を超えるという観測が出ている。LIGネクスワンの企業価値も2兆ウォン台まで上昇した。

17日、金融情報会社のエフアンドガイドによると、LIGネクスワンの今年の売上コンセンサス(証券会社推定値平均)は2兆1661億ウォンと集計された。昨年より18.87%増えた。コンセンサスどおり売上を達成すれば、史上初めて売上2兆ウォンを突破することになる。同社の営業利益コンセンサスは1901億ウォン(約190億円)。 やはり史上最大を記録するものとみられる。再来年には、売上3兆クラブ達成も可能だという観測が出ている。

LIGネクスワンの業績を押し上げたのは超大型輸出契約だ。今年1月、アラブ首長国連邦(UAE)TTI社と天弓Ⅱ供給契約を締結した。 契約規模は、2兆5947億ウォンに達した。天弓Ⅱは主に秒速5キロで落下する敵ミサイルを迎撃するのに活用され、「ミサイルを捕まえるミサイル」と呼ばれる。ミサイル1発の価格は15億ウォンに達する。サウジアラビアもこの天弓Ⅱに関心が高いという。2006年からは周波数無線機の「PRC-999K」と周波数共用通信システム(TRS)などをインドネシアに輸出している。

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対戦車携帯用ミサイルである「玄宮」の輸出も秒読みに入ったという観測が出ている。玄宮は、ロシア装甲車を大挙撃破した米ジャブリンをモデルに開発された対戦車携帯用ミサイルだ。価格は、ジャブリン(一発当たり1億ウォン推定)の3分の1水準で、価格競争力が相当ある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd77cda30fdf33fcbe9e31015b279f731f6a1085

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LIGネクスワンは、韓国の航空宇宙メーカー、防衛企業。1976年に金星精密工業として設立され、以前はLIGホールディングスが所有していたが、現在はLIGグループが所有している。2013年、韓国の未公開株式投資会社STICインベストメンツが率いるコンソーシアムが、LIGネクスワンの株式の49%を4,200億ウォンで取得ている。

ミサイル、水中兵器システム、レーダー、電子戦、航空電子工学、戦術通信システム、火器管制システム、海軍戦闘システム、電気工学を含む広範囲の高度な精密電子システムを開発・生産している大韓民国国軍の兵器システムの主要サプライヤーの一つ。兵器システムの国際的な輸出業者でもある。


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[ 2022年11月19日 08:02 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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