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韓国経済、成長率予想を下方修正、来年1.7%、物価高で消費鈍く

韓国銀行(中央銀行)は24日、来年の韓国経済の成長率の見通しを、従来予想の2・1%から1・7%に下方修正した。輸出や投資が予想より不振で、消費の回復も緩やかだと見込む。 一方、同日の金融通貨委員会で政策金利の年3・25%への引き上げを決めた。引き上げ幅は0・25%で、4月から6会合連続の利上げ。暮らしを圧迫する物価高への対応を当面は優先する。

李昌鏞(イチャンヨン)総裁は24日の会見で、「5%水準の高い物価上昇が当面続く」との見通しを明らかにした。今回の利上げは「物価安定に向けた対応」で、前回10月の0・50%幅より上げ幅が縮小したことは、今後の景気の鈍化の可能性なども考慮したと説明した。

韓国では世界的な原材料価格の高騰などを受け、物価上昇の圧力が強い。5月以降は前年同月比5~6%程度の上昇が続いており、7月に記録した同6・3%の上昇は1998年以来の高水準となった。「キムチ漬け」のシーズンに需要が高い白菜などの食品や、電気、ガス代などの公共料金の値上がりが暮らしの重荷になっている。

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韓銀は新型コロナ禍を受けて2020年5月に政策金利を0・50%にまで引き下げたが、21年8月から利上げに転じ、今年10月には約10年ぶりの3%台となった。ただ、不動産価格の高騰による住宅ローンなど家計の負債も増えており、利上げが返済の負担増にもつながるとの懸念がある。
https://www.asahi.com/articles/ASQCS4V9BQCRUHBI023.html

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韓国銀行は24日に発表した経済見通し改定版で、2023年の経済成長率見通しを2.1%から1.7%に下方修正した。消費者物価の上昇率予測は3.7%から3.6%へと小幅に引き下げた。経済成長率の見通しは2%台と見込まれる韓国経済の潜在成長率を下回り、新型コロナウイルスの影響でマイナス成長となった2020年(マイナス0.7%)、世界金融危機を経た09年(マイナス0.8%)を除けば2000年以降で最も低い水準となる。

また、3%台の物価上昇率は今年を除けば世界金融危機が始まった08年(4.7%)以来の高水準。韓国銀行の物価安定目標である2%を大幅に上回っており、来年もインフレの流れは続くとの見方を示したといえる。 修正後の経済成長率見通しはアジア開発銀行(ADB、2.3%)、国際通貨基金(IMF、2.0%)、格付け大手のフィッチ・レーティングス(1.9%)、経済協力開発機構(OECD、1.8%)、韓国開発研究院(KDI、1.8%)など多くの機関より低く、韓国金融研究院(1.7%)と同一となっている。


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[ 2022年11月25日 07:34 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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