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韓国経済、景気と通貨防衛の板挟み 減速下で高速利上げ

韓国経済が景気と通貨防衛の板挟みになっている。経済成長が鈍化するのに、韓国銀行(中央銀行)は24日、政策金利を0.25%引き上げた。米国との金利差拡大で資本流出圧力がくすぶり、ウォン安が加速しかねないからだ。半導体市況の低迷で主力の輸出が振るわず、消費減退も重なって成長のけん引役が見当たらない。

利上げは6会合連続で政策金利を年3.25%にした。2021年8月以降の利上げ幅は累計2.75ポイントに及び、異例の速いペースといえる。問題はこの「高速利上げ」を景気減速下で実施していることだ。 韓銀は24日、23年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを1.7%と発表した。22年の成長率見通し2.6%からさらに落ち込む。23年の輸出は0.7%増で低迷し、消費も2.7%増にとどまる見通し。設備投資は3.1%減との厳しい見方を示した。24年の成長率は2.3%まで回復するとした。

民間の見通しはさらに厳しい。韓国大信証券の23年成長率予測は1.6%にとどまる。減速の主因は屋台骨である輸出の鈍化だ。24日記者会見した韓銀の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「23年は輸出と投資が想定を下回り、消費の回復傾向も鈍化する」と説明した。

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8月時点の見通し(2.1%)から0.4ポイント下方修正したことについて「主要国の成長率低下に伴う輸出低迷が要因の9割を占める」とした。21年の輸出総額の2割を占めた半導体は市況悪化が続き、底打ちの兆しは見えない。 輸出低迷は投資意欲も冷やす。半導体大手のSKハイニックスは23年の設備投資を22年比で50%超減らすと表明した。半導体メーカーの投資抑制が国全体の設備投資の減少につながり、経済成長を押し下げる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM04CDQ0U2A101C2000000/

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記事では、資源高・原材料高にウォン安・ドル高が重なり、輸入物価は高水準が続く。足元の貿易収支はアジア通貨危機だった1997年以来、25年ぶりに7カ月連続の赤字だ。貿易赤字がウォン安につながり、ウォン安による輸入物価上昇が赤字拡大を招く悪循環に陥っていると報じている。

このところの世界経済を巡っては、中国の「ゼロ・コロナ」戦略への拘泥が中国景気のみならず、サプライチェーンを通じて世界経済の足かせとなっている。 さらに、国際商品市況高騰による世界的なインフレを受けてFRB(米連邦準備制度理事会)など主要国中銀がタカ派傾斜を強めるなかで物価高と金利高の共存が欧米など主要国経済の重しとなっており、全体として景気減速が意識される状況にある。

韓国は商品高による輸入金額増が進む一方、最大の輸出相手である中国景気の減速懸念は輸出の重しとなる形で足元の貿易収支は赤字基調で推移している。この動きを反映して黒字基調が続いた経常収支も赤字に転じるなど対外収支を取り巻く状況は急激に悪化している。

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[ 2022年11月25日 07:42 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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