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現代自グループ、W杯広報効果は数十兆ウォン

サッカー韓国代表がワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たし、W杯公式パートナー(スポンサー)として様々なマーケティング活動を行っている現代(ヒョンデ)自動車グループも喜んでいる。

現代自動車・起亜(キア)自動車は、国際サッカー連盟(FIFA)と契約を交わしたスポンサー企業の中で最も高い等級である「公式パートナー」7社の一つだ。アディダスやコカコーラ、カタール航空、ビザカード、カタールエネルギー、ワンダグループなどと共に公式パートナーである現代自動車・起亜自動車は、W杯を含めFIFAが主管するすべての大会の競技場内の広告板(Aボード)の利用など多様な広告権利を持っている。現代自動車グループは、韓国代表チームの試合だけでなく、カタールW杯の全試合でブランド露出や現代自動車のアイオニック5、起亜EV6などの電気自動車が、サッカーボールを転がす広告などを行っている。

現代自動車グループは、今回のカタールW杯が閉幕すれば、広告効果を分析する計画だ。韓国は当初、ベスト16入りが難しいだろうという予想を破って決勝トーナメントに進み、日本はドイツとスペインを連破するなど異変が続出し、W杯に対する韓国国内外の関心が大きく増えたためだ。現代自動車グループの関係者は、「今大会に対する国内外の関心と韓国代表チームの成績などを考慮すれば、少なくとも数十兆ウォン以上の効果があるだろう」と伝えた。

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現代自動車グループは、2002年の韓日W杯共催からFIFAと公式パートナー契約を結んできた。現在の契約は2010年から2022年までの12年間、計2億4000万ドル(当時の為替レートで約2700億ウォン)を毎年分割して支給する方法で交わされている。現代自動車グループの広告代理店であるイノションは、韓国がベスト16入りした2010年の南アフリカ大会で約8兆6000億ウォンの広告効果が発生したと試算した。直近の2018年のロシアW杯でも、広告効果は10兆ウォン以上だったと見ている。これは、競技場内のAボード露出効果だけを計算したものだ。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20221205/3803776/1

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韓国の現代自動車が25日発表した2022年1~3月期の連結純利益は前年同期比17%増の1兆7770億ウォン(約1830億円)だった。半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻、素材高など悪材料が重なったが、利幅の大きい多目的スポーツ車(SUV)の販売増やウォン安で増益となった。

売上高は11%増の30兆2990億ウォン、営業利益は16%増の1兆9290億ウォンだった。世界販売台数は8%減の95万2千台で、セダンの販売は低迷したが、SUVと高級車ブランド「ジェネシス」の販売増で収益を補った。電気自動車(EV)販売は「アイオニック5」が好調で97%増の5万2千台だった。

グループ会社の起亜が同日発表した連結業績で、売上高は前年同期比11%増の18兆3570億ウォン、営業利益が49%増の1兆6060億ウォン、純利益は微減の1兆330億ウォンだった。世界販売台数は1%減の69万8千台。現代自同様に欧州やインドが伸びたが、ロシアや中国向けが落ち込んだ。


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[ 2022年12月06日 08:17 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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