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中国、11月輸出入とも予想以上の大幅減、外国企業の「脱中国」加速

中国の輸出入は、海外需要の低迷と新型コロナ感染拡大による生産・物流への影響により、2カ月連続で減少した。中国税関総署が発表した貿易統計によると、11月の輸出と輸入の総額は前年同月比9.5%減の約5223億ドル(約71兆6600億円)。

輸出は同8.7%減の2961億ドル(約40兆6100億円)で、20年2月以来の大幅な落ち込みとなった。市場の予想は3.9%減だった。輸入も同10.6%減少し、20年5月以来の大幅な落ち込みとなった。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は698億ドル(約9兆5700億円)と前月から減少した。

ある分析によると、政治的環境に加えて極端な防疫措置が不確実性をもたらし、「脱中国」を急ぐ外国企業は少なくない。米アップルは、スマートフォン「iPhone」を組み立てるフォックスコンの中国・鄭州工場で混乱が生じていることを受け、生産ラインを中国から移す計画を加速させていると報じられた。

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中国は厳格な「ゼロコロナ」政策を大幅に緩和しているが、台湾のアナリストは「中国の輸出の見通しについて、外国企業の多くが依然として慎重な見方をしている」と語る。
https://www.recordchina.co.jp/b905745-s25-c20-d0192.html

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中国税関総署が7日発表した11月の貿易統計は、輸出入ともに市場の予想以上の落ち込みとなった。国内外の軟調な需要や新型コロナウイルスによる国内の生産混乱、不動産部門の低迷などが経済の重しとなっている。輸出は前年比8.7%減と、マイナス幅が10月の0.3%から拡大し、2020年2月以来の大きさとなった。11月の貿易収支は698億4000万ドルの黒字で、黒字額は上海でロックダウン(都市封鎖)が敷かれていた今年4月以来の低水準となった。

多くの国で金利が上昇し、ウクライナ危機によって世界景気後退のリスクが高まる中、中国の輸出は今年8月以降、失速してきた。11月に国内各地で新型コロナが拡大し、製造業の中心地である鄭州や広州など多くの都市が規制を強化したことも輸出に打撃を及ぼした。中国の港から欧州に向かう貨物の運賃は11月に前月比21.2%下落、米西海岸向けは21.0%下落。外需悪化を背景とした輸出の低迷を浮き彫りにした。

さらに今年に入って人民元が既に大きく下落していることも政策の余地を狭めている。海外で急速に金利が上昇する中で大規模な金融緩和を行えば、多額の資金流出を招く恐れがあるためだ。中国経済の今年1─9月の成長率は3%と、年間目標の約5.5%を大きく下回っている。


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[ 2022年12月09日 08:35 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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