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韓国100大企業のうち18社が「ゾンビ企業」

韓国の100大企業のうち今年7-9月期まで営業利益で利子も払えないいわゆる「ゾンビ企業」が18社に達することがわかった。基準金利の引き上げと世界的な景気低迷への懸念などで企業の資金負担が大きくなる中でこうしたゾンビ企業は今後さらに増えるものとみられる。

韓国経営者総協会(経総)11日に発表した「売り上げ100大企業営業実績と主要支出項目特徴分析」によると、今年四半期累計でインタレストカバレッジレシオ1倍未満の企業は前年同期より5社増加した18社となった。このうち13社はインタレストカバレッジレシオ0倍未満の営業赤字企業だった。インタレストカバレッジレシオは営業利益を利子費用で割った値で、企業の債務償還能力を示す指標だ。

これは企業の利子負担は大きくなったが営業実績が後押しできなかったためだ。金利引き上げなどで100大企業の1~9月の利子費用は前年同期の4兆5446億ウォンより17.2%増えた5兆3267億ウォンと集計された。

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企業の7-9月期売り上げは前年同期と比べ増加したが、営業利益はむしろ減少した。原材料費、利子費用、人件費支出などが大きく増えたためとみられる。100大企業の7-9月期総売り上げは昨年より18%増えた337兆3245億ウォンだったが、総営業利益は24.7%減った21兆4493億ウォンだった。業種別では造船がマイナス1791.9%、化学がマイナス81.9%、繊維がマイナス52.8%など、7業種が減少傾向を示し、ガスが732.5%、自動車が507.7%、流通が198.2%など8業種は増えた。
https://japanese.joins.com/JArticle/298666?servcode=300§code=300

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中央日報は、9月までの累計基準で100大企業の総営業利益は86兆1969億ウォンで、コロナ禍前の2019年1~9月の35兆4341億ウォンと比較すると143.3%増加したと報じている。ただ造船、化学、建設、サービス、自動車の4業種は依然としてコロナ禍前の水準を回復できていない。1~9月の累計法人税納付額は昨年より74.8%増えた。このほか旅費交通費は62.7%、広告宣伝費は14.1%、研究開発費は12.8%、人件費は10.6%増加するなど企業の費用支出規模も大きくなった。

しかし、7-9月期の営業実績が大きく悪化し企業業績のピークアウトの懸念がすでに現実化した。10-12月期には貨物連帯ストなどの影響で業績がさらに悪化した。来年も低成長・高物価などが企業経営悪化の信管として作用する懸念が大きいとした。


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[ 2022年12月12日 08:32 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
韓国は国をあげてリストラに向かう。
利益の出ない企業がつぶされて、無能経営者が
排除される。全体としては縮小均衡、なので
GDPは減っている。
見込みのない企業は、資産を抜き取った後
休眠企業として名前だけ残る。これがゾンビ。
この変化は日本も同じ。
[ 2022/12/12 12:51 ] [ 編集 ]
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