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ポスコ、13年連続で競争力世界1位の鉄鋼会社に選定

ポスコが世界で最も競争力のある鉄鋼会社に13年連続で選定された。

ポスコは12日に発表した報道資料で、鉄鋼専門の分析機関「ワールド・スチール・ダイナミクス(WSD)」の発表する「世界で最も競争力のある鉄鋼会社」で13年連続1位に選ばれたと明らかにした。1999年に設立されたWSDは、グローバル鉄鋼会社を毎年23項目で評価し、競争力の順位を発表している。

ポスコは環境にやさしい技術革新、高付加価値製品、加工コスト、人的力量、新成長事業、投資環境、国家リスク要素の7項目で満点の評価を得て、平均8.5点(10点満点)で総合1位となった。
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WSDのフィリップ・エングリン最高経営責任者は「ポスコの水素還元製鉄技術を高く評価するとともに、ポスコが進めている400億ドル規模のオーストラリアの環境にやさしい鉄鋼原料、水素への投資による今後の炭素中立(カーボンニュートラル)達成を通じた同社の成長の可能性を肯定的に評価した」と述べた。

ポスコは「今年は35社の鉄鋼会社が評価対象となった。この順位はグローバル主要鉄鋼会社の経営実績と今後の発展の可能性を占う重要な参考指標となる」と語った。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/45393.html

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株式会社ポスコ(POSCO)は、大韓民国(韓国)最大の鉄鋼メーカー。日韓基本条約に伴う対日請求権資金などによる資本をもとに、朴正煕大統領の肝いりで1968年に設立、1973年に浦項市にて操業開始。八幡製鐵と富士製鐵、日本鋼管の技術供与で急速に発展して、設立当時1人あたりの国民所得が200ドル程度だった韓国の経済発展に大きく貢献した。

八幡製鐵及び富士製鐵(両社は1970年に合併し新日本製鐵となった後、現在は日本製鉄)と日本鋼管(現・JFEスチール)の3社からの技術導入を受けた。浦項製鉄所は韓国の基幹産業を軽工業から重化学工業へ転換させた。 日本からの技術導入後、ベトナム戦争への参戦を契機とした急激な経済成長の中で、日本の援助により3回に亘る拡張事業の末、1983年、粗鋼生産能力910万トン規模の浦項製鉄所を完成させた。

1985年からは全羅南道光陽市に最新鋭の製鉄所である光陽製鉄所第一期設備着工。1992年には、四半世紀に亘る製鉄所建設の総合竣工。現在は光陽の製鉄所が主要拠点になっている。ポスコの製鉄技術は2004年頃から急激に向上し、新日本製鐵の高品位製品のシェアを奪っていったが、これは1990年代に新日鐵を退職した技術者が、新日鐵が数十年と数百億円をかけて開発した門外不出の「方向性電磁鋼板」の技術をポスコに流出させたことが関連したとされる。


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[ 2022年12月15日 07:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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