韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  韓国経済に赤信号、盟友はそれに乗じて利益

韓国経済に赤信号、盟友はそれに乗じて利益

輸出への依存度が高い韓国の貿易収支が8カ月連続の赤字になったと述べ、これだけの長さは25年ぶりだと説明。ロシア・ウクライナ紛争による国際コモディティ価格の不安定化、主要国の金融引き締め政策、新型コロナウイルスによる産業チェーン・サプライチェーンの中断や再編など多重の影響を受けたとし、「韓国経済に赤信号がともったが韓国経済が苦戦している時に盟友の米国は『火事場泥棒』を行っている。『インフレ抑制法』『CHIPS法』など自国の戦略産業を支援し、韓国の製造業に打撃を与える米国のやり方に韓国は何度も意見を表明している」と指摘した。

文章によると、韓国関税庁は11月21日、同月1~20日までの輸出額は前年同期比16.7%減、輸入は5.5%減で、貿易収支は44億2000万ドル(約6050億円)の赤字とのデータを公表した。米国への輸出は11%増えたものの対中輸出は28.3%減り、うち半導体は29.4%の減少となった。2021年の韓国の半導体輸出は輸出全体の約39.7%に当たる1287億ドル(約17兆6000億円)で、中国向けは59.7%を占めたという。

文章は「現在、韓国の半導体産業が直面している最大の問題は市場の需給問題ではなく、サプライチェーンに対する外部の不当な政治的妨害、破壊だ」と言及。米国は自国の半導体産業振興、世界シェア奪還のため中国に向けて「高い壁」を築き、「デカップリング」を強力に推し進め、韓国は米国から「反中テクノロジー連盟」を構築する側だとみなされていると指摘。

スポンサードリンク


米国が10月に発表した対中半導体輸出規制が韓国企業に巨大な損失を生むとの見方を示した。また、半導体の国内生産を支援する「CHIPS法」により、韓国を含む一部の国・地域の企業は相次いで米国に工場を設け、韓国では国内の製造業の空洞化を懸念する声が上がったとも伝えた。
https://www.recordchina.co.jp/b905937-s39-c100-d0190.html

2022-12-07-k002.jpg

韓国の今年の貿易収支が14年ぶりに赤字に転じることが確実視される中で、年間貿易赤字の規模が過去最大を超え初めて500億ドルに達する可能性がある。13日、関税庁の貿易収支(通関基準の暫定値)資料によると、今月10日までの今年の貿易赤字の規模は累積474億6400万ドルだった。これまで最大の貿易赤字を出した1996年の206億2400万ドルの2.3倍だ。これは主要機関が提示した年間の赤字展望値を上回るか、あるいは近接していた。韓国貿易協会は今年の貿易赤字が450億ドル、産業研究院は426億ドル、韓国経済研究院は480億ドル規模になると予想している。

今年に入り、先月までの累積貿易赤字は425億4100万ドルで、今月75億ドル以上の赤字が重なれば、今年の年間貿易赤字は500億ドルに達することになる。10月の貿易赤字規模は67億2400万ドル、11月は69億9100万ドルだった。 今年の貿易収支が赤字なのは、輸入額が増えたのに対し輸出は低迷しているためだ。原材料価格が上昇し輸入額が増え、世界景気の鈍化と半導体景気の下降、最大交易国である中国への輸出の6カ月連続減少などが大幅な輸出低迷につながった。 来年も貿易赤字が続くと予想されている。貿易協会は来年138億ドルの貿易赤字を、産業研究院は266億ドルの赤字を見込んでいる。


関連記事

[ 2022年12月16日 07:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp