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再挑戦の末にハンファが大宇造船買収の本契約を実施

ハンファグループの大宇(テウ)造船海洋買収の本契約が、16日に交わされた。これに先立って、9月に買収計画を明らかにしてから3ヵ月ぶりであり、2008年にハンファが初めて大宇造船海洋の買収に乗り出して挫折してから14年ぶりのことだ。

この日、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副総理兼企画財政部長官の主宰で開かれた産業競争力強化の関係閣僚会議で、ハンファの大宇造船買収の案件が最終承認され、両社間の本契約も行われた。契約締結後は、競争国の企業結合審査と政府の防衛産業部門の承認など、取引関連の韓国国内外の許認可の手続きが残っている。これに先立って、2019年から進められてきた現代(ヒョンデ)重工業-大宇造船海洋の買収件は、欧州連合(EU)の企業結合審査の不承認で今年1月に挫折した経緯がある。

許認可手続きを全て通過すれば、大宇造船の有償増資とハンファの代金納入で買収作業は終了する。ハンファは、新規資金2兆ウォンを投入して大宇造船の新株を買収することで、経営権の持分(49.3%)を確保することになる。有償増資には、ハンファ・エアロスペース(1兆ウォン)、ハンファシステム(5000億ウォン)、ハンファインパクトパートナーズ(4000億ウォン)、ハンファエネルギーの子会社3社(1000億ウォン)のハンファの系列会社6社が参加する。最終買収の終わりは、来年上半期(1〜6月)と予想される。

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ハンファは、今回の買収で陸海空防衛産業統合ポートフォリオを確保するだけでなく、グループのもう一つの中心新産業である液化天然ガス(LNG)や水素など、環境にやさしいエネルギー事業部門でのシナジー効果も模索する計画だ。次期大宇造船の経営陣候補としては、大宇造船買収団の総括を務めている鄭寅燮(チョン・インソプ)元ハンファエネルギー社長が有力だという。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20221217/3831793/1

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韓国財閥ハンファグループは16日、造船世界3位の大宇造船海洋の買収で本契約を結んだと発表した。買収金額は2兆ウォン(約2100億円)。防衛装備を手掛けるハンファは、大宇造船の艦艇や潜水艦事業を取得してさらなる規模拡大を目指す。政府系銀行の韓国産業銀行による大宇造船の再建は、22年を経てようやく完結に向かう。

大宇造船はハンファグループ6社を引受先とする第三者割当増資を実施。ハンファ側が大宇造船株の計49.3%を取得して筆頭株主となる。このうち、航空宇宙関連事業のハンファエアロスペースが1兆ウォン、防衛装備のハンファシステムが5000億ウォンをそれぞれ出資する。産業銀行の持ち分比率は28.2%で2位株主となる。


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[ 2022年12月17日 19:15 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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