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韓国の武器輸出ブームはいつまで続くか

アジア太平洋地域を中心とした公共政策に関連する政治、経済、ビジネス、法律、安全保障、国際関係、社会に関する分析と研究のプラットフォーム「イースト・アジア・フォーラム」に掲載された論評を要約して伝えたもの。

それによると、2022年7月に署名され、推定150億ドル(約2兆円)の価値がある韓国とポーランドの武器協定は、韓国史上最大の軍事輸出協定だ。韓国の防衛産業にとって大きなマイルストーンであり、オーストラリア、マレーシア、ノルウェー、サウジアラビアとの取引も進行中だ。この驚くべき成果は、一日にして成ったものではない。韓国は過去15年間にわたり、多くの資源を防衛関連の研究開発に投資し、国内の防衛産業の国際競争力を強化するために幅広い改革を実施してきた。

韓国の成功の背後には、研究開発への着実な投資、プッシュ・マーケティング、防衛調達の改革など、さまざまな要因がある。しかし、何よりも重要なのは、ポーランドとの武器取引によって証明されたように、バイヤーのセキュリティー上の課題に向けられた「テーラード・セールス」に由来していることだ。

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韓国が武器調達を国産化し、武器輸出を確保することにおいて、高いレベルの成功を収めたことは間違いない。ストックホルム国際平和研究所のデータによると、韓国の武器輸出は過去5年間で177%急増し、世界14位から8位の武器輸出国になった。韓国は、過去5年間で世界で最も急成長した武器輸出国だ。

こうした成功にもかかわらず、大きな課題が待ち受けている。長年にわたる官民の投資が行われても、韓国の防衛技術基盤の多くは、自国の市場を確保するのに十分なほど強力ではない。外国の技術に大きく依存しており、多くの主要なサブシステムは依然として海外から輸入されている。
https://www.recordchina.co.jp/b906246-s25-c100-d0192.html

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2017~2021年における韓国の武器輸出規模が世界8位となった。2017~2021年の武器輸出が韓国(世界シェア2.8%)より多い国は、米国(39%)、ロシア(19%)、フランス(11%)、中国(4.6%)、ドイツ(4.5%)、イタリア(3.1%)、英国(2.9%)だった。2017~2021年の韓国の武器輸入規模はインド、サウジアラビア、エジプト、オーストラリア、中国、カタールに次ぐ世界7位を記録した。

同年鑑には米州、欧州、中東および独立国家連合(CIS)など世界5地域30カ国の国防予算と防衛産業動向、市場分析、主要獲得事業、軍別主要兵器体系の運用現況などもまとめられている。 年鑑の中で2021年国防費支出上位15カ国を見ると、米国が8010億ドルであり、米国以外14カ国の国防費を全て合わせた金額が9155億ドルだ。

一部のオンラインコミュニティでは米国を「千兆国」と呼ぶが、国防予算が千兆ウォン(約104兆円)という意味で、米国が莫大な経済力を持って国防費を支出することを指している。実際、今月8日に米下院で可決された2023会計年度の米国の安全保障・国防予算は8580億ドル(約1133兆ウォン)だった。


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[ 2022年12月19日 08:21 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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