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北朝鮮の偵察衛星技術は60年代の水準だが、急速な性能改善の可能性あり

北朝鮮の偵察衛星関連技術は米国より半世紀以上遅れているものとみられるが、北朝鮮の公言どおり来年初めまでに急速に技術進展を遂げる可能性があるという米国専門家たちの分析が出た。

「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)は20日(現地時間)、ミドルベリー研究所非拡散センター長でありミサイル技術専門家のジェフリー・ルイス氏の話として、「これまで公開された偵察衛星の写真などを総合すると、北朝鮮の衛星はまだ技術的に大きく有意味な段階ではない。(北朝鮮が公開した衛星写真)程度の解像度では、それほど有用とはみられない」と報じた。

戦略国際問題研究所(CSIS)先任研究員であり衛星専門家のジョセフ・バミューデス氏は、「VOA」との電話インタビューで、北朝鮮の偵察衛星は「米国の衛星技術の初期である第2世代、すなわち1960年代の水準とみられる」と述べた。ただし「長い間偵察衛星開発に邁進してきた北朝鮮がついに目標を成し遂げた」としたうえで、「必要なすべての技術を備えただけに、今後性能を急速に改善する可能性がある」と評価した。

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同研究所の研究員でありミサイル防衛専門家のマサオ・ダルグレン氏は「偵察衛星の開発努力は結局、長距離ミサイル技術開発に対する北朝鮮政権の意志を示している」と指摘した。さらに、「北朝鮮の偵察衛星が配備されたとしても、地域の軍事的バランスには大きな影響は及ぼすとは思えないが、衛星開発自体が北朝鮮の対外宣伝戦と弾道ミサイル研究に役立つだろう」と付け加えた。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/45463.html

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北朝鮮は「偵察衛星の開発のための最終段階の重要実験」を18日行ったと発表した。韓国軍などは、北朝鮮が18日、弾道ミサイル2発を発射したと明らかにしていて、北朝鮮の発表は、この発射を指すものとみられる。19日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、国家宇宙開発局が北西部トンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ(西海)衛星発射場」で、「偵察衛星の開発のための最終段階の重要実験」を18日行ったと伝えている。

北朝鮮は、過去にも「ソヘ衛星発射場」で「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射している。労働新聞によると、国家宇宙開発局は「来年、2023年4月までに軍事偵察衛星1号機の準備を終える」と発表したと報じている。北朝鮮は去年1月に発表した「国防5か年計画」で軍事偵察衛星の開発を掲げており、関係国は、北朝鮮が「軍事偵察衛星の打ち上げ」と称して来年中に事実上の長距離弾道ミサイルの発射を行う可能性もあるとみて、警戒を続けている。


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[ 2022年12月22日 07:47 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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