韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  中国 >  中国ではコロナが激増スパイラル…前途は非常に非常に困難

中国ではコロナが激増スパイラル…前途は非常に非常に困難

中国政府は、毎日の新型コロナウイルスの新規感染者数や死者数、完治した人数などを公表している。しかし、そも感染の検査を減らしており、さらに軽症症例の報告を停止しているため、現在の感染拡大が具体的にどの程度の規模なのか把握することは困難だ。

感染者数が急増した河北省の保定市と廊坊両市と周辺地域では、AP通信の記者が病院の集中治療室がすでに満床であることや、救急車で搬送した患者の多くが医療施設から受け入れを拒否されるのを目撃したという。また、中国各地で、会社職員などの欠勤、解熱薬の不足、火葬場での従業員の時間外労働が広く報道されていることも、新型コロナウイルスが各地に広がっていることを示唆している。

世界的に見て、オミクロン株の流行で、大きな被害を受けた地域の一つが香港だ。香港は2022年になりオミクロン株感染が爆発的に広がった。香港衛生署によると、人口約740万人の香港で22年になってから1万1000人が、新型コロナウイルス感染症で死亡した。その95%以上が、60歳を超えていたという。ウイルス学を専門とする香港大学李嘉誠医学院の金冬雁教授によると、80歳以上でワクチン未接種の人の死亡率は15%だったという。

スポンサードリンク


中国では人口の90%がワクチンを接種しているが、ブースター接種を受けた人は人口の約60%にとどまっている。さらに、新華社通信によると中国大陸部では80歳以上の人900万人がブースター接種を受けていないなど、高齢者を中心に感染しやすい状態の人が多い。 中国ではワクチン接種が加速されており、現在までに1日当たり100万回以上の摂取を実施するようになった。

インドのベローレ医科大学でウイルス学を研究するガガンディープ・カン博士は、高齢者のワクチン接種を優遇することがカギになると指摘した。 しかし米疾病予防管理センター(CDC)駐中国事務所のレイ・イップ主任によれば、中国は他国と異なり、より流動性の高い若者へのワクチン接種を優先している、12月になってから60歳以上を対象とした接種キャンペーンが行われたが、どの程度成功したかは不明という。
https://www.recordchina.co.jp/b906598-s25-c30-d0198.html

2022-12-26-k002.jpg

新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国では、日系企業が数多く進出している都市で感染者が急増しているほか、首都・北京で重症の患者が増えるなど医療体制のひっ迫が各地で深刻になっている。中国では政府が今月7日に新型コロナウイルスの感染対策を緩和したあと、各地で感染が急拡大している。

このうち、日系企業が数多く進出している山東省青島では保健当局の幹部が23日、新たな感染者が推計で1日あたり49万人から53万人増加しているという見方を示した。また、製造業が集積する南部・広東省東莞の保健部門は23日、新たな感染者が1日あたり25万人から30万人の規模で増えているとして「医療機関と医療従事者が前例のない試練と圧力を受けている」と強調した。


関連記事

[ 2022年12月26日 08:04 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp