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2023年の中国EV車市場は国有系に風が吹くか

2021年はテスラ上海、BYDの2強を追う「造車新勢力」台頭の年だった。同年の順位は次の通り。 1位 小鵬汽車 9万8155台 2位 蔚来汽車 9万1429台 3位 理想汽車 9万491台 4位 哪吒汽車 6万9674台 5位 零跑汽車 4万3748台

次に2022年1~11月のデータ。順位は激しく変動した。1位 哪吒汽車 14万4278台 2位 理想汽車 11万2013台 3位 小鵬汽車 10万9465台 4位 蔚来汽車 10万6671台 5位 零跑汽車 10万2675台。小鵬汽車、蔚来汽車は停滞気味で、他社は大幅に伸ばした。毎月順位が変動する激戦だ。この中から、昨年4位からトップに下克上した哪吒汽車を見てみよう。

哪吒汽車(合衆新能源有限公司)は2014年設立。創業メンバーは幹部党員の専門家らだ。その恩恵か、国内投資機構からの資金調達は順調に進んだ。電動化、スマート化、オンライン化を理念とし、上海に本社、北京に設計センター、上海近郊の浙江省・桐郷と江蘇省・宣春に工場と、バランスよく配置している。

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2018年に最初のEV車のSUV「哪吒NO1」を発表した。以来、順調に業績を伸ばし、最近は29カ月連続で前年実績をクリアしている。直近は5カ月連続で造車新勢力のトップだ。その座を固めるべく、来年は現在の3車種(哪吒V、哪吒U、哪吒S)から5車種体制へ拡大する。視界は良好だ。
https://www.recordchina.co.jp/b906494-s189-c20-d1189.html

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また記事では。国有企業も勢力を広げていると報じている。例えば広州汽車集団。同集団は1997年に広州市政府や広州鉄鋼集団などの広州市の政財界が外資合弁の受け皿として設立した。現在はトヨタ、ホンダ、三菱それぞれとの合弁企業「広汽豊田」「広汽本田」「広汽三菱」を運営している。

2017年にはEV車の生産子会社「広汽新能源汽車」を設立し、同年7月に初のEV車「伝棋GE3」を発売した。同年9月にはテンセントと戦略提携を結んだ。2018年9月に埃安(AION)ブランドを発表し、同年12月に新工場が完成した。2019年に中高級車の「Aion S」と「Aion LX」を発表し、2020年に広汽埃安として独立運営を開始した。2021年にファーウェイとAH18型車の開発で合意。2022年9月に完全自主開発のスーパーカー「Hyper SSR」を発表した。

広汽埃安の2022年1~11月の販売台数は前年同期比128%増の24万1149台で、倍増の年間目標を1カ月前倒しで達成した。これは造車新勢力トップの哪吒汽車を10万台も上回る数字だ。 その他、国有系では一汽豊田に注目だ。年産20万台規模のEV専用工場が落成し、「トヨタbZ4X」の生産が本格化する。


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[ 2022年12月28日 08:24 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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