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世界史の変曲点に立った韓国経済

2023年4月は現代世界史の変曲点として記録される見通しだ。少なくとも世界的人口分布の面でそうだ。中国の人口が14億2600万人をピークに減少に転じ、人口最多国の座を14億2800万人を超えるインドに明け渡すという国連統計が目を引く。2050年に中国の人口は13億人以下に減り、インドは16億人を超える勢いだ。

その上2030年の中位年齢(総人口を年齢順で並べた時に真ん中となる人の年齢)予想も中国の42歳に比べインドは31歳と10歳以上若く、「人口ボーナス」が本格化して米国(40歳)と韓国(50歳)より有利になるだろう。中国の生産可能人口減少は中国の経済的地位低下のシグナルと読み取れるという点で注目に値する。

最近世界銀行は今年の世界経済成長率見通しを従来の3.0%から1.7%に大幅下方修正した。2008年の金融危機と2020年のコロナ禍による衝撃時期を除けばこの30年間で最も低い水準だ。国際通貨基金(IMF)も世界的景気低迷への警告音を高めており、中国発のリスクを最大の伏兵に挙げている。

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中国経済の鈍化は不動産不良、国家負債急増、高齢化などの構造的問題に起因するだけに、高成長時代への回帰は不可能とみられ、今後10年間に年平均3%台の成長にとどまるだろうという評価が出ている。低成長構図の固定化で中国の世界成長への寄与度は過去の40%水準から20%台に落ちる見通しで、突然のゼロコロナ政策破棄の余波で広がった感染再拡大と変異株の可能性は地経学的不確実性を育てる。3年前に発生したコロナ禍が国際秩序再編のゲームチェンジャーになるだろうという予測が実現する兆しだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1466b4d98757b8433bfe177ff12fbc3b5fba53cc

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IMFによると、現在の7位であるインドの国内総生産(GDP)は2027年に英国、ドイツ、日本を順に抜き世界3位に上がる見通しだ。インドは今年世界的景気低迷の渦中にも昨年に続き主要国で最も高い6%台の経済成長率予測が出ており4%台の中国を大きく上回るとしている。

また中国の成長鈍化は韓国経済に大きな負担で、貿易収支は9カ月連続の赤字、対中輸出減少幅が拡大し昨年12月には前年同月比27%も減り韓国の製造業景気指標は悪化の一途。今年も対中輸出は10%ほど減るとしている。


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[ 2023年01月16日 07:46 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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