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営業利益が9兆ウォン超…ヒョンデの秘訣とは?

ロシア-ウクライナ戦争とエンジンの不具合による大規模な補償費用が発生したヒョンデ(現代自動車)が昨年、悪条件の中でも過去最高の業績を出した。昨年7-9月期にシータ2エンジンリコールと関連して1兆3600億ウォン(約1430億円)にのぼる費用が生じたが、ウォン安ドル高の影響と高収益車両の販売増加で過去最大の成果を上げた。

ヒョンデは26日、連結基準で昨年の売上高を前年比21.1%増の142兆5275億ウォン、営業利益を47%増の9兆8198億ウォンと発表した。営業利益率は6.9%。2021年の売上高(117兆6106億ウォン)、2012年の営業利益(8兆4369億ウォン)を上回る過去最高の業績だ。

ヒョンデが営業利益9兆ウォンを超えたのは初めてだ。昨年10-12月期の売上高と営業利益もそれぞれ38兆5236億ウォン、3兆3592億ウォンで四半期別の最大となった。昨年1兆ウォン以上の品質費用を反映しながらも最高業績となったのは、SUVとジェネシス、電気自動車など高収益モデルを中心にした販売戦略の影響が大きい。

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実際、高付加価値モデルが海外市場でよく売れたことでヒョンデの収益性が高まった。ヒョンデの生産台数は2021年の389万726台から昨年は394万2925台へと1.3%増加した。2021年に47.3%だったSUVの販売比率(ジェネシス除く)は昨年51.5%まで増えた。ヒョンデの販売でSUVの比率が50%を超えたのは初めて。ジェネシスのSUVのGV60・GV70・GV80を加えると、SUVの販売比率は54.3%となる。
https://japanese.joins.com/JArticle/300339?servcode=300§code=320

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現代自の新車在庫増加問題は2年前からで、米国で売れずにEUに在庫を回してきた経緯がある。また一方で莫大な在庫量であるから中古車市場で新古車扱いになった車両も多いはず。 昨年はエコカーブームが加速した結果、米国市場でもジェネシスの販売台数は5万6410台と、年間最多となった。昨年ヒョンデは電気自動車(EV)・ハイブリッド(HEV)・プラグインハイブリッド(PHEV)などエコカー部門(卸売基準)で前年比19.7%増の50万5000台を販売した。販売全体の12.8%にのぼる。

電気自動車は2021年の14万1000台から昨年は20万9000台と48.2%増えた。初の専用電気自動車アイオニック5が米国・欧州で「カー・オブ・ザ・イヤー」に選定された中、後続モデルのアイオニック6とGV60の海外販売が本格化し、電気自動車の販売台数を引き上げた。 一方で、EVが加速したことで問題点が多岐にわたり、今では鈍化しつつある。 トヨタ潰しと言われたり、トヨタの社長交代もあり、ホンダのバイク戦略で、今年は125cc以下の電動化が加速し、EU地域でも発売する。 東アジア戦略の動きは、難しい。当面注視したい。
 


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[ 2023年01月28日 09:24 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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