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韓国経済、予想以上の激しい輸出・消費寒波

KOREA WAVE】韓国経済が昨年末、新型コロナウイルス感染以後、初めてマイナス成長を迎えた。予想以上の激しい輸出・消費寒波に今年の経済成長率は1%を下回りかねないという分析が出ている。政府当局が提示していた「1%台半ばから後半になる」という見通しはすでに市場で支持を失い、今は「1%台前半から半ばの成長」という見通しになっている。

韓国銀行(韓銀)によると、昨年第4四半期(10~12月)の実質国内総生産(GDP)成長率は前期比マイナス0.4%だった。韓国の経済成長率がマイナスに落ちたのは、新型コロナウイルス感染の大流行が勃発した2020年第2四半期(4~6月)以来、2年6カ月(10四半期)ぶりだ。このため、昨年の年間経済成長率は2.6%で、当初の展望値をかろうじて達成した。今回の第4四半期の逆成長が注目された理由は、輸出に続き民間消費まで揺れる様子が捉えられたためだ。

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輸出は昨年の第2四半期から第3四半期にかけて好成績を見せたものの、第4四半期はマイナス5.8%と急減し、事実上逆成長を主導した。純輸出の成長寄与度はマイナス0.6ポイントで悪影響が非常に大きかった。市場では今年の韓国経済成長率が期待に及ばないという展望が続々に出ている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d551161fd601c4ca02d27436b3903df2464df3ce

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韓国政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は「1月の経済動向」で、韓国経済について「輸出不振が深刻化するにつれ製造業を中心に景気鈍化が可視化している」とし、景気が鈍化する局面に入ったと指摘した。KDIは昨年11月の経済動向で「景気が減速する可能性を示唆する指標が増えた」とし、翌12月には「今後景気が減速する可能性が高まりつつある」と指摘していた。これまで「可能性がある」としていた景気鈍化を認めた格好だ。

KDIの担当者は「半導体を中心とした輸出不振で製造業の景気冷え込みが続いており鈍化と評価した」とし、「サービス業の景気はさらに見極める必要があるが、現在の状況が続くとすれば全般的に下がると思われる」と話した。 昨年12月の輸出は前年同月比9.5%減少し、前月の14.0%減に続いて大幅な減少となった。特に半導体は昨年11月に29.9%、同12月に29.1%それぞれ減少した。

KDIは、消費者物価の上昇率が低下する傾向にあるものの、公共料金の引き上げが物価上昇の抑制を制限すると判断した。また「国内外で行われた金利引き上げの影響が実体経済に漸進的に波及したことにより、今後は景気の下方圧力がさらに拡大する可能性がある」と指摘している。


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[ 2023年01月29日 07:43 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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