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サムスン電子の22年営業益16%減、下半期に半導体需要急減

韓国のサムスン電子が31日発表した2022年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は43兆3766億ウォン(約4兆5920億円)で前年同期比16.0%減少した。世界的な景気低迷による半導体メモリー事業の不振が響き、主力の半導体部門の22年10~12月期の営業利益は市場の予想を下回る2000億ウォン台にとどまった。

22年の売上高は302兆2314億ウォンで、前年比8.1%増加した。同社の年間売上高が300兆ウォンを超えたのは初めて。純利益は同39.5%増の55兆6541億ウォンだった。

22年10~12月期の営業利益は前年同期比69.0%減の4兆3061億ウォンで、韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想(5兆2913億ウォン)を18.6%下回った。サムスン電子の四半期ベースの営業利益が4兆ウォン台にとどまったのは、14年7~9月期(4兆600億ウォン)以来約8年ぶり。

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22年上半期は半導体の好況などで過去最高の業績を記録したが、下半期に入ると高金利と景気低迷の長期化への懸念が高まったのに加えて新型コロナウイルスによる特需が落ち着き、セット(完成品)消費と半導体需要が急減したためと分析される。 22年10~12月期の業績を部門別にみると、半導体部門の営業利益は2700億ウォン、売上高は20兆700億ウォンにとどまった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca1be9e1aa8d40ad6f35f0ed1df45c53a442261

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サムスンの通期の営業減益は3期ぶり。売上高営業利益率は14%と21年通期から4ポイント低下した。純利益や事業部門別の収益は1月末に発表予定の決算確報値で公表する。 有進投資証券の部門業績推計によると、半導体とスマートフォン、家電、ディスプレーの主要4部門はすべて増収だったものの、収益面ではディスプレーを除く3部門が減益となったもようだ。

半導体はメモリー市況の急落で年後半に大幅減益に見舞われ、スマホや家電は中国の競合企業の台頭によって収益力が奪われた。22年10~12月期の四半期業績は、売上高が前年同期比9%減の70兆ウォン、営業利益は同69%減の4兆3000億ウォンだった。パソコンやスマホの市場低迷に加えて、米IT(情報技術)大手の投資抑制でサーバー向け半導体も振るわなかった。


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[ 2023年01月31日 12:22 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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