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三星電子の営業利益97%減、辛うじて赤字回避か

半導体寒波の直撃を受けた三星(サムスン)電子は、昨年第4四半期(10~12月)の半導体事業(DS部門)の営業利益が前年より約97%減少する「アーニングショック」(業績衝撃)を記録した。三星電子は、DS部門内の事業別営業利益を公開しないが、ファウンドリ(半導体の受託生産)事業が四半期別では過去最大の売上を上げたことを考慮すれば、メモリ半導体では赤字に近かっただろうという分析まで出ている。

三星電子は31日、昨年第4四半期の全体売上は70兆4600億ウォン、営業利益は4兆3100億ウォンを記録したと公示した。昨年全体では、売上が302兆2300億ウォン、営業利益が43兆3800億ウォンで史上初めて売上300兆ウォンを超えた。しかし、営業利益は前年比約16%減少した。グローバル景気低迷の影響で、主要事業が低迷しているためだ。

DS部門は、昨年第4四半期の売上が20兆700億ウォン、営業利益は2700億ウォンを記録し、赤字を辛うじて免れた。2009年第1四半期(1~3月)以降、最も低い営業利益だ。2021年第4四半期の営業利益(8兆8400億ウォン)比96.9%減少した。グローバル情報技術(IT)の需要が減り、DRAMやNAND型フラッシュなどのメモリ半導体の価格が急落し、在庫がたまった影響だ。

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三星電子は、業績発表後に行ったカンファレンスコール(電話会議)で、「消費心理が悪化して販売価格が追加下落し、在庫評価損失の影響で業績が大幅に減少した」と説明した。三星電子の半導体の業績は、市場で予想していたよりもよくなかった。半導体業界の関係者は、「市場が予想していたより、年末の半導体市場の状況がさらに早く悪化したためだ」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230201/3928558/1

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サムスン電子が31日発表した2022年10〜12月期の部門別業績で、半導体事業の営業利益は前年同期比97%減の2700億ウォン(約280億円)となった。パソコンやスマートフォンの需要低迷で主力のメモリーの在庫が積み上がっており、価格低下と在庫資産の評価損を計上したことで利益を押し下げた。半導体部門の売上高は同24%減の20兆700億ウォンだった。営業利益の2700億ウォンは、09年1〜3月期に営業赤字となって以来となる低い水準だ。前四半期と比べても95%減となり、昨夏以降のメモリー市況の悪化が響いた。

代表的なメモリー製品であるDRAMの販売価格は前四半期比で30%超下落。NAND型フラッシュメモリーでも30%弱下がった。メモリーを除く「その他半導体」の売上高は前年同期比で21%増の7兆9300億ウォンと、四半期ベースの過去最大を更新。受託生産事業での先端半導体の販売増でメモリーの落ち込みを一部補ったかたちだ。


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[ 2023年02月01日 09:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
> グローバル情報技術(IT)の需要が減り、DRAMやNAND型フラッシュなどのメモリ半導体の価格が急落し、在庫がたまった影響

需要も無いのに作れるものを作るだけという頭の悪い体制ということか。
[ 2023/02/02 06:41 ] [ 編集 ]
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