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半導体業界の変動と今後の展望

これまではパソコンやテレビなどの電気機器の利用による半導体のニーズが強かったが、近年その傾向が変わっている。電気機器の発展が半導体の成長を支えるのではなく、情報通信技術の発展が半導体の成長を支えるように変貌している。ここ数年間の半導体市場の急成長も、主にIT機器・ITサービスの発展によるものと考えられている。

様々な業界で「DX化」という言葉を耳にする。DXとは「Digital Transformation」のことであり、要は「デジタル技術を駆使した改革」を意味します。データ利活用を促進することで企業の活動も高度化・活発化させることができ、無駄な労力も削減できると期待されている。DX化を支えているのが5GやIoTの技術。

半導体業界自体もDX化が進められている。半導体製造の現場にAIが導入され、人だけでは発見できなかった欠陥を見つけたり、これまで人が対応していた作業をAIにより省力化したり、様々な側面から生産性向上に寄与している。またAIの良さは「機械学習」にある。AIによる分析を繰り返すことで最適化が進み、精度が向上していく。そのため導入して終わりではなく、将来にわたりその効果が増していくという利点を持つ。

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半導体製造も自動化が進んでおり、各製造工程が別個に自動化されるのではなく、「製造ライン全体の自動化」がポイントとなる。搬送ロボや生産管理システムの導入により全体の自動化ができれば、生産性を大幅に向上させることが可能。すでにこうした自動化システムを導入した事例はあり、今後多くの工場で完全な自動化に向けた動きが始まっている。

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現代における世界の半導体市場は50兆円規模。これが2030年には倍増し、100兆円のレベルに達すると予測されている。2030年にかけてITサービス、とりわけ5GやAI、IoTの分野が拡大していくとみられ、これまで以上に加速的に成長すると予測する。半導体市場が大きく成長していくことに伴い、半導体製造装置市場も拡大していくと考えられる。


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[ 2023年02月05日 08:21 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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