日本の温泉旅行に出かけた韓国人、ここ2カ月「ヒートショック」で3人死亡
旧正月の連休期間中、日本の北海道にパッケージ旅行に出かけたイ・ジョンファンさん(50)の家族は、不意の事故に遭った。イさんの父親(75)が旅行初日の先月20日、温泉ホテルで入浴中に急激な血圧変化によって死亡したのだ。先に入浴を済ませて父親を待っていたイさんは、内部が騒がしくなったため、不安になり急いで入浴所に入った。そこで目にしたのは他の客から心肺蘇生法(CPR)を受けている父親の姿だった。
その後、応急処置もまともに行われなかった。ホテル側の職員の大半は高齢で右往左往しており、備え付けのAED(自動体外式除細動器)は故障していた。現地の引率ガイドは事故から30分が過ぎてから現場に駆け付けた。救急車も要請から40分後に到着した。大雪で病院まで時間がかかり、イさんの父親は発見されてから1時間50分後にようやく病院に到着したが、そこで死亡宣告を受けた。現地警察は死亡原因について、心筋梗塞という死体検案結果を出した。遺体を国内に送還する手続きも複雑で、イさん家族は日本で葬儀と火葬を行わざるを得なかった。
旅行のため日本に渡航する韓国人が急増する中、ここ2カ月あまりの間に温泉で「ヒートショック」などで死亡した韓国人が3人ににのぼることが確認された。特に高齢者には急激な温度変化は致命的であるため、冬季の温泉旅行を計画した旅行会社と観光客の注意が必要だ。(ハンギョレ新聞)
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商品を販売した旅行会社は「責任は果たした」と述べている。出発1カ月前に契約書などをEメールで送った際に「旅行安全守則」を示したという。また、事故発生後はマニュアルに則って現地ガイドや当旅行会社と提携する現地法人などが病院への引き継ぎと警察による調査などへの協力を行っており、その過程で発生した費用(10万2000円)も旅行会社が負担したと述べていると韓国紙は伝えている。

高血圧や糖尿病、あるいはアレルギー疾患などの持病があっても、最近は海外旅行をする人が少なくない。事前の準備をきちんとしておけば、ストレス解消などのメリットもあるので、健康面でのプラス効果も期待できる。 しかしその一方で、海外旅行中に病気にかかる中高年の人も増えている。外務省発表の「海外での日本人の死亡原因」をみると、毎年500人前後が海外で亡くなっていて、原因別では病気が55%を占めトップとなっている。
死亡原因の大半が脳卒中や心筋梗塞。中高年が旅行中に病気を発症する例が目立ってきたことから、大手の旅行会社では注意事項をまとめたパンフレットを作成したり、ホームページで注意を呼びかけるところも出てきている。脳卒中や心筋梗塞の背景には、高血圧や糖尿病、動脈硬化などさまざまな病気がある。血圧や血糖値が少し高いという程度の人(いわゆる予備軍)でも、海外旅行中は環境の変化から思わぬ発作を起こすこともあるので、十分な注意が必要。持病のある方は、海外旅行に出かける前にしておくべきこと、現地で注意したいことなどをよく知った上で、対処できるように心がける必要がある。
その後、応急処置もまともに行われなかった。ホテル側の職員の大半は高齢で右往左往しており、備え付けのAED(自動体外式除細動器)は故障していた。現地の引率ガイドは事故から30分が過ぎてから現場に駆け付けた。救急車も要請から40分後に到着した。大雪で病院まで時間がかかり、イさんの父親は発見されてから1時間50分後にようやく病院に到着したが、そこで死亡宣告を受けた。現地警察は死亡原因について、心筋梗塞という死体検案結果を出した。遺体を国内に送還する手続きも複雑で、イさん家族は日本で葬儀と火葬を行わざるを得なかった。
旅行のため日本に渡航する韓国人が急増する中、ここ2カ月あまりの間に温泉で「ヒートショック」などで死亡した韓国人が3人ににのぼることが確認された。特に高齢者には急激な温度変化は致命的であるため、冬季の温泉旅行を計画した旅行会社と観光客の注意が必要だ。(ハンギョレ新聞)
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高血圧や糖尿病、あるいはアレルギー疾患などの持病があっても、最近は海外旅行をする人が少なくない。事前の準備をきちんとしておけば、ストレス解消などのメリットもあるので、健康面でのプラス効果も期待できる。 しかしその一方で、海外旅行中に病気にかかる中高年の人も増えている。外務省発表の「海外での日本人の死亡原因」をみると、毎年500人前後が海外で亡くなっていて、原因別では病気が55%を占めトップとなっている。
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リンク
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- 中央日報
- 朝鮮日報
- 聯合ニュース
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