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韓国でEV車の販売が激減なワケ?

2023年2月2日、韓国メディア・ソウル経済は「エコカー人気が続く中、国産EV車の1月の販売実績が急落し、その背景に関心が集まっている」と伝えた。

業界によると、昨年12月には1237台売れた起亜自動車「EV6」だが、1月の販売実績は0台だった。シボレー「ボルトEV」「ボルトEUV」も同じく0台だった。現代自動車「アイオニック6」が23台、起亜「ニロEV」が1台、ジェネシスのコンパクト電気SUV「GV60」が7台、「GV70」が3台、「G80EV」が5台と、いずれも先月のEV販売は振るわなかった。「アイオニック5」が唯一、76台で「存在感を示した」としている。

記事は、こうしたEV車の販売急減について「政府の補助金が最終的に確定しなかったため」だと分析している。韓国政府は今月2日にEV乗用車購入に対する補助金支給の見直し案を発表している。
https://www.recordchina.co.jp/b908659-s39-c20-d0195.html

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ルノーコリアと双龍自動車、韓国GMのいわゆる「ルサンシェ」3社が2月の完成車割引プロモーションに力を注いでいる。全般的な景気低迷で車の需要が減少している。ルサンシェ3社のうち、足元に火がついたのはルノーコリアと韓国GM。ルノーコリアは先月、内需市場で前年より52.7%減少した2116台の販売にとどまった。韓国GMも前年より国内販売台数が24%下落し、先月の販売台数が1021台だった。

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両社は今月、大々的な割引プロモーションで国内販売台数を回復するという戦略だ。まずルノーコリアはQM6、SM6、XM3など全車種について低金利分割払い商品を発売した。そもそも韓国内で車が売れない、非常事態と言う意味。 また中国の自動車市場で、韓国系ブランド車の存在感が急低下している。韓国の通信社の聯合ニュースが報じた韓国自動車産業協会のデータによれば、中国市場における2022年1~3月期の韓国系ブランド車の販売台数は9万4000台と、前年同期比39.3%も減少した。

韓国系ブランドである現代自動車(ヒョンデ)と起亜自動車(キア)の中国合弁会社の販売台数は、2016年をピークにずっと下がり続けている。背景には(性能や品質を高めた)中国の独自ブランド車の攻勢に加えて、日系ブランドやドイツ系ブランドもエントリークラスの乗用車の品揃えを充実させたことがある。韓国系ブランド車は価格性能比の優位が薄まり、市場での「生存空間」が狭まった。


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[ 2023年02月07日 08:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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