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韓国、外為市場の取引時間延長へ…対外開放拡大で来年実施

韓国政府は7日、国内の外為および為替スワップ市場の対外開放を拡大する計画を発表した。取引時間の大幅延長が含まれ、国内株式・債券市場に海外の投資マネーを一段と呼び込む狙いがある。

ウォンの取引時間を10時間延長し、海外の金融機関もウォンと為替スワップの取引に参加できるようになる見通し。予定通り実施されれば、1990年代後半のアジア金融危機下で自由変動為替レートに移行して以来の大幅な変更となる。企画財政省、韓国銀行(中央銀行)、金融監督院は共同声明で「外国為替市場の閉鎖的で制限的な構造は為替レートの安定を妨げ、金融業界の発展に支障を来してきた」と指摘。

法的・行政的な調整を経て2024年後半から変更するとした。具体的には、国内外為市場の取引時間を現在の午前9時から午後3時半までに代わり、終了時間を翌日午前2時に大幅に延長し、欧米市場の時間帯にも取引を可能にする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1aee593f4ce746b246840c0bc0a0fb4efcf01b4

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韓国政府が樹立された1948年以来、70年余りにわたり維持されてきた韓国の外国為替市場の構造が、早ければ来年後半にも大きな変化を遂げる。韓国政府は7日、海外に所在する外国の金融機関が韓国国内の銀行間取引市場に直接参加できるよう外為市場を開放し、外為市場の取引時間も現行の午後3時半(日本時間)までからロンドン金融市場の取引終了時間である翌日の午前2時(同)までに延長すると発表した。

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韓国の貿易と資本市場の規模はこの間に急成長を遂げた一方、外為市場は大きな変化なく現在の構造を維持してきた。1998年にアジア通貨危機に見舞われると、そのトラウマから政策の重点が「市場の安定」に置かれるようになり、外為市場の変化は一層難しくなった。韓国政府が現行の構造を変える背景には、閉鎖的で制限的な外為市場の構造が資本市場や金融産業全般の発展に障害となるだけでなく、市場の安定にも悪影響を与えているとの問題意識がある。

企画財政部の金成旭国際経済管理官はこの日開かれたソウル外為市場運営協議会のセミナーで「外為は国の中と外の資本が行き交う道。国の外とつながる古い2車線の未舗装路を4車線の舗装路に広げ、整備したい」と述べている。その理由について「今のような古い道路ではこの間に飛躍的に拡大した移動需要に耐えられず、狭い道路のせいでむしろ安定性が脅かされかねない、何よりも不便な道路事情のために外部からのアクセスが制約され、これによって国内の市場と産業の発展が停滞している」と説明している。


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[ 2023年02月08日 08:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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