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韓国司法「ベトナム民間人虐殺」賠償責任初めて認める

ベトナム戦争当時の韓国軍による民間人虐殺の被害者が、韓国政府を相手取って起こした国家賠償訴訟の一審で勝訴した。事件発生から55年にして初めて「加害国韓国」に対し、被害を受けたベトナム人に法的責任を取るよう命ずる判断が出たのだ。

ソウル中央地裁民事68単独のパク・チンス部長判事は7日、ベトナム人のグエン・ティ・タンさん(63)が韓国政府を相手取って起こした損害賠償訴訟で、原告勝訴の判決を下した。判決は「被告大韓民国は原告に3000万100ウォン(約312万円)と、これに対する遅延損害金を支給せよ」というもの。裁判所は、被害の程度と賠償が遅れた事情などを考慮して慰謝料を4000万ウォン(約416万円)と定めたが、原告の請求金額が3000万100ウォンであったため、その金額の範囲で賠償責任を認めた。

裁判所はベトナム戦争参戦軍人、当時の民兵らの証言、グエンさん側が提出した証拠などをもとに原告側の主張をほぼ事実と認めた。裁判所は「大韓民国海兵第2旅団第1中隊(青龍部隊)所属の軍人たちが、1号作戦を遂行中に原告の家族に銃撃を加えた事実、原告の母親を他の人々と共に1カ所に強制的に集め、銃で射殺した事実が認められる」とし「このような行為は明白な違法行為に当たり、原告には賠償請求権が認められる。被告大韓民国の消滅時効抗弁は権利の乱用に当たる」と判決理由を説明した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/45853.html

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裁判部は当時韓国軍がフォンニィ村で民間人を虐殺したことが立証されると判断した。出廷した目撃者や参戦軍人の証言に信憑性があると認めた。この日、裁判部は原告請求額3000万100ウォン(約313万円)よりも多い4000万ウォンの慰謝料を認めた。ただし、民事訴訟特性上、請求金額に遅延利子を加えた金額のみ賠償を受けることができるとした。

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中央日報は、法曹界では今回の判決で遺族の追加訴訟が続くだろうとの見方も出ているが、代理人団は「他の当事者の意志を把握しなければならない段階」と報じている。韓国メディアによると、昨年11月16日ベトナム戦争に派兵された元韓国人兵士がソウル地裁の法廷で、当時、韓国軍が現地の民間人を大量虐殺したと証言。大きな波紋を呼んた。

この男性は、アメリカの傭兵であり韓国の最も強力で残忍だと言われた海兵隊「青龍部隊」に所属した兵士だったリュ氏とある。彼の言に拠れば子供や女性、高齢者に至るまで民間人とみられる村人を田んぼに集め、大量虐殺したと証言した。 今になってベトナム民間人虐殺を認めるというのには、日本の慰安婦問題や徴用工問題の解決圧力とも思われるが…。


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[ 2023年02月08日 09:07 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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