韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  ガス料金高騰で、自営業者を襲うエネルギーショック

ガス料金高騰で、自営業者を襲うエネルギーショック

原油価格の上昇にともなうエネルギー価格の高騰の影響が、小規模自営業者を襲っている。電気料金とガス料金が同時に上がり、新型コロナの衝撃から抜け出し始めた小規模自営業者に再び打撃を与えている。

7日、韓国ガス公社によると、昨年12月基準の業務用暖房用ガスの卸売料金は、1MJ(メガジュール)当たり34.69ウォンで、前年同月比57.6%高騰した。ボイラーなどに使う室内灯油の価格も1478.01ウォン(6日基準)で、昨年同日(1140.45ウォン)比約30%上昇した。電気暖房や店の運営にかかる電気料金も上昇傾向を見せている。

統計庁によると、今年1月の電気料金は昨年より29.5%上昇し、1981年1月に36.6%上昇して以来、42年ぶりに最大の上昇幅を記録した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230208/3943456/1

スポンサードリンク


中央日報は、「暖房費爆弾」の請求書が、家庭だけでなく自営業者も襲っている。特に都市ガス料金の引き上げ幅が大きく、ガスの使用が多い飲食店や銭湯が打撃を大きく受けた。急激な引き上げ幅に、自営業者の不満も高まっていると報じている。

学生たちが勉強する読書室(スタディルーム)も、ガス代の引き上げに頭を抱えている。60坪規模で運営する冠岳区のある読書室は、オフシーズンなので一部の部屋にだけ暖房をつけており、床が冷たかった。しかし、ガス代は1年間で2倍近く上がった。昨年1月と今年1月の都市ガス請求書を比較したところ、月の使用熱量は1万407MJ(メガジュール。ガス使用熱量単位)から1万2226MJに約18%増えたが、ガス代は26万ウォンから48万ウォンへと85%上がったという。

2023-02-08-k008.jpg

韓国都市ガス協会の資料によると、今月のソウル都市ガス料金は1MJ当たり19.69ウォンで、1年前に比べて38.4%上昇。特に昨年10月には、飲食店に使われる「営業用1」のガス料金が16.4%、銭湯に使われる「営業用2」のガス料金が17.4%引き上げられた。今月に入り、体感温度が氷点下の冷え込みに落ちた日がさらに増えたため、自営業者にとって来月がさらに過酷になるとしている。


関連記事

[ 2023年02月08日 09:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp