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BTSなど所属の韓国大手芸能事務所「HYBE」、東方神起ら所属「SM」の筆頭株主に

BTSなどが所属する韓国の大手芸能事務所「HYBE」が、同業他社で、東方神起などを輩出してきた別の芸能事務所の筆頭株主になると発表した。Kポップの市場に大きな影響が出るとみられる。

BTSなどが所属する「HYBE」は10日、競合する「SMエンタテインメント」の創業者が保有する株式をおよそ4200億ウォン、日本円で440億円ほどで取得すると発表しました。HYBEの持分は14.8%となり、一気に筆頭株主になる見通し。HYBEは「両社の力を集結し、世界の音楽市場のゲームチェンジャーに跳躍する」として、今後、SM株の公開買い付けにも着手する方針を示している。

「SMエンタテインメント」は東方神起や少女時代などを輩出した業界3位の事務所で、今回の株式取得によってBTS人気で業界1位に躍り出たHYBEが、Kポップ市場での影響力をさらに強めることになりそうだ。韓国メディアは「超大型の“モンスター”エンタメ企業が誕生する」など衝撃をもって伝えている。

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HYBE(2021年3月まで)がこれまでに買収してきた企業をは、2019年9月:SOURCE MUSICを買収、2020年10月:PLEDISエンターテインメントを買収、2020年11月:KOZエンターテインメントを買収、2021年4月:HYBE AMERICAがイサカ・ホールディングスを吸収合併と、合計4社もの企業を買収している。

一方、SMエンタテインメントは李氏が独占的にプロデュースを担い、SMの営業利益のかなりの部分が支払われていることが問題視され、同社は昨年末で李氏の総括プロデューサー契約を打ち切った。同社は先ごろ、マルチプロデュース体制への転換を発表。今月7日には、韓国インターネットサービス大手のカカオが新株と転換社債の引き受けによりSMの株式の9.05%を取得し、両社が戦略的に提携すると発表した。

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これに対しHYBEと李氏が手を結んだ。HYBEは李氏からSMの株式を取得して筆頭株主となり、さらに少数株主が保有するSM株の公開買い付けも進めるとしている。HYBE傘下の芸能事務所にはBTSをはじめ、SEVENTEEN(セブンティーン)やTOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイフン)、NewJeans(ニュージーンズ)、LE SSERAFIM(ル セラフィム)などの人気グループが所属する。

SMも東方神起やSUPER JUNIOR(スーパージュニア)、SHINee(シャイニー)、EXO(エクソ)、NCT(エヌシーティー)、aespa(エスパ)など、競争力のある知的財産権(IP)を有する。両社が結びつくことでK―POP市場は大きく動きそうだ。


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[ 2023年02月11日 08:38 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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