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米国の都市、「犬食文化」を理由に韓国からの語学研修生受け入れを拒否

2023年2月10日、韓国・ヘラルド経済は「仁川(インチョン)市江華郡が高校生を海外語学研修に派遣しようとしたが、韓国の犬食文化のために計画が頓挫した」と伝えた。

江華郡は友好都市関係にある米ニュージャージー州パリセイズパーク市と昨年初めから青少年語学研修プログラムを進め、高校生12人を同12月に派遣し、3週間の語学学習と文化体験を提供する計画だった。ところが同6月、パリセイズパーク市側から突然プログラムを中止すると通知があった。理由については「江華郡に食用犬を屠殺する飼育場があることが分かり、米国内に否定的な世論があるためプログラムを中止せざるを得ない」と説明したという。

米国の動物愛護団体は、韓国の動物救護団体が犬の違法屠殺疑惑を告発するために撮影した映像をSNSで発見し、パリセイズパーク市に江華郡との交流を中止するよう要請したという。江華郡側は「犬食の問題で計画が頓挫したのは残念だが、文化の違いとして理解するのが望ましい」とし、「海外研修は場所をタイに変更して最近行った。パリセイズパーク市とは今後も交流を拡大させていく」と話したという。
https://www.recordchina.co.jp/b908977-s39-c30-d0191.html

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韓国に犬肉を食べる文化があることは、日本でもよく知られている。しかし最近は犬肉を食べる人は減っており、あるアンケートでは約7割が「犬肉食を法律で禁じるべきだ」、約9割が「この1年犬肉を食べていない」「今後も食べるつもりはない」と回答している。韓国人の間で犬肉料理が否定的に見られるようになった理由は、大きく二つある。

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一つ目は、海外から批判を受けた影響が大きい。1988年のソウル夏季五輪や2002年のFIFAワールドカップでは、西側諸国からの圧力を受けて、開催期間中は犬肉料理の提供が禁止された。2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪でも、韓国政府が飲食店に対して開催期間中は犬肉を使った料理の提供を自粛するよう求めたが、この時は犬肉を提供する12の飲食店のうち、政府の要請に応じたのはわずか2店舗だけだった。

韓国人が犬肉料理を否定的に見るようになったもう一つの理由は、近年のペット人気の高まりの影響だ。KB金融持株経営研究所によると、韓国では2020年末時点で604万世帯(全世帯の29.7%)、1448万人がペットを飼っている。飼育しているペットを種類別でみると(複数回答)、犬が80.7%(586万匹)と最も多く、猫が25.7%(211万匹)、観賞魚、ハムスター、鳥、ウサギと続く。かつて食用だった犬は、徐々に「家族」というポジションを得つつある。


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[ 2023年02月11日 08:46 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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