韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  ロシアで売れる韓国の中古車輸出732%急増

ロシアで売れる韓国の中古車輸出732%急増

ロシアへの中古車輸出が昨年大幅に増加した。ロシアとウクライナの戦争と関連した経済制裁により主要な世界的自動車ブランドがロシアへの輸出と現地生産を中断したためだ。戦争が生んだ一種の「風船効果」だ。

韓国貿易協会と中古車業界などが12日に明らかにしたところによると、昨年のロシア向け中古車輸出規模は1万9626台で、2021年の2358台から732.3%増えた。輸出金額は4534万ドルから5億7276万ドルと13倍に走った。

昨年韓国から輸出された中古車の台数は40万4653台だ。このうち4.9%がロシア向けだった。中古車業界関係者は「戦争が本格化した昨年4-6月期から西側自動車ブランドに対するロシア消費者の代替需要が韓国と日本の中古車業界に集まった。ロシアに輸出される中古車の輸出単価もやはり急速に上がった」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1927644c586a2aeab0d4ba0175e79c3362955cdc

スポンサードリンク


昨年10月中旬、富山県北部にある富山新港では、港いっぱいに並べられた中古車をクレーンで貨物船に積み込む作業が行われていた。船の行き先はロシア極東のウラジオストク。車種はさまざまだが、ロシアで根強い人気があるトヨタ自動車の「ランドクルーザー」などSUV(スポーツ用多目的車)が目立つ。富山新港など3港で構成される伏木富山港は、ウラジオストク商業港と友好港の提携を結び、現在は月に14便のRORO船が発着するなどロシアとの関わりも深い。ウクライナ侵攻後にロシア国内で自動車需要が強まったことで、定期便のRORO船でも捌ききれないほどの中古車が港に集まるようになった。

2023-02-13-k002.jpg

船不足などを背景に全世界への中古車輸出台数が前年比で微減となる中で、ロシア向けの急伸は異例の動きと言える。ロシア向けの輸出台数が伸びる一方、平均単価の上昇も留まるところを知らない。昨年8月の平均単価は約145万円と1年前の2倍を超え、貿易統計の記録が残る2005年以来で最高を更新。9月も141万円と高水準で推移している。全世界への輸出向け中古車の平均単価は107万円(前年同月比78%増)と過去最高を更新した8月と同じ。カーオークション国内大手のユー・エス・エスが公表した中古車の落札単価は122万円(同32%増)と過去最高となった。半導体不足による新車供給難で中古車需要が国内外で高まっていることが背景にあるが、ロシア向けの高水準が際立つ。


関連記事

[ 2023年02月13日 07:59 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp