韓国経済News

今年初めからふくらんだ世界的な景気低迷の懸念にも韓国の自動車輸出は大きく揺れることはなかった。エコカーの躍進で先月の自動車輸出額は１月基準では１０年ぶりに過去最高記録を更新した。ただ米国のインフレ抑制法施行、世界的な高物価と高金利などの悪材料により今年の輸出環境は依然として霧の中だ。

韓国産業通商資源部が２０日に発表した「自動車産業動向」によると、先月の自動車生産台数は１３．２％、輸出台数は１１．３％増加したもの集計された。特に輸出額は２１．９％の急増となる４９億８０００万ドルを記録した。これは１月基準で２０１３年の４２億ドル以来の記録だ。

自動車輸出を牽引したのは単価が高い電気自動車やハイブリッドカーなどのエコカーだ。１月のエコカー輸出台数は２９．８％増加した５万７０００台、輸出額は４２．３％増加した１７億９０００万ドルを記録した。月間輸出台数と輸出額いずれも過去最高だ。全自動車輸出額でエコカーが占める割合も初めて３５％を超えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10cde3b62ab41875f8ceb7c0b101a0bd8639505f

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昨年の輸出台数、金額とも５カ月連続で２桁増となった。１～１１月の輸出額は累計４８７億ドルで、産業通商資源部が発表した「2022年年間および12月の自動車産業動向」によると、昨年の自動車輸出額は541億ドルで、前年比16.4%増加した。輸出台数を基準に13.3%増えたが、エコカーなど販売単価の高い車両の輸出に支えられ、輸出額の増加幅が大きかった。車載半導体の需給状況が改善し、韓国完成車メーカー５社の輸出台数がそろって伸びており、付加価値の高いエコカーや多目的スポーツ車（ＳＵＶ）の輸出好調も続いている。



今年１月は、電気自動車輸出台数が６３．１％増加した２万７０００台を記録した。好調な輸出実績を見せる「アイオニック５」と「ＥＶ６」、新型「ニロ」などと、米国向け輸出を開始した「アイオニック６」による成果だ。ハイブリッドカーは６．０％増加した２万４０００台、プラグインハイブリッドカーは２４．６％増加した５０００台を記録した。産業部は国産車の高い完成度による需要増加とウォン安ドル高など価格競争力などで供給者優位市場が形成され、輸出が増えたと説明している。

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